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「人間一生、物見遊山」そんな生き方をしてみたい。

 

日本一の渓谷美と言われる昇仙峡へ。遊歩道から見る覚円峰、仙娥滝はさすがの絶景でした。

      2021/06/06

昇仙峡

10月18日に昇仙峡へ行ってきました。

紅葉を見たいみたいと言いつつ、なかなか見れてませんね。那須や日光辺りが見ごろみたいデス。で、向かったのは山梨の昇仙峡。笑。

事前に調べてみるとまだ紅葉前みたいでした。ここら辺は11月に入ってからでしょうね。まぁそれでもいいかと思いつつ行ってみます。なにせ、中央道だと都内と通らずに乗れるので渋滞を気にせず出かけられますし。

昇仙峡はたぶん行ったことあると思うのですがあまり記憶がありません。絶景は有名で、パンフレットでも

・全国観光地100選渓谷の部1位
・平成百景2位
・平成の名水百選

に選ばれてると書いている堂々たる観光地ですね。

「日本一の渓谷美、清流と水晶の秘境」ですから。

ちなみに、三大渓谷と言えば先日言った清津峡(新潟県)、黒部峡谷(富山県)、大杉谷(三重県)と言われてるのですが、それとは別に三大渓谷美ってのがあって、それは妙義山(群馬県)、寒霞渓(香川県)、耶馬溪(大分県)らしいんですね。

そうすると、この昇仙峡の日本一の渓谷美ってのはどこになるんだろう?笑。

ぶらり新潟。日本三大渓谷の清津峡へ。渓谷トンネルで絶景と芸術を楽しみます。
雨飾高原キャンプ場から黒部渓谷鉄道へ。黒部の自然に秘湯、黒薙温泉を満喫して大興奮!

自宅からは100kmちょいなので2時間ちょっとあれば到着です。昇仙峡のいいところは渓谷沿いを歩いて回れるってところかと思います。

この通り、長とろ橋から仙娥滝までずっと歩いて渓谷美を堪能できます。片道が4.5kmで、往復になるので9kmです。ちなみに若干の登りです。

もちろん車でも行けますね。ほとんどの方は車で夢の松島~仙娥滝までを散策すると思います。

天神森バス停の前が市営の無料駐車場になってますのでそこに車をとめて歩きます。目の前に大きな杉の木。

パンフレットは、入口のお蕎麦屋さん「渓水館」さんでもらえます。

と、その前にちょっと戻って長潭橋(ながとろばし)を撮影。まだ紅葉してませんが、紅葉時にはきれいになるのでパンフレットにも載ってる撮影スポットみたいですね。

大正14年に竣工したアーチ橋ってあるので、結構古い橋みたいです。長潭橋からの眺望がこれ。いや~きれいですね~。

遊歩道って言っても、平日は車も通れる、渓谷沿いのこんなアスファルトの道を歩きます。リハビリ中の私にとってはピッタリです。

歩き始めはうまく渓谷が見えませんが、焦らず(笑)進みます。ちょっとゆるい登りになっているのでちょうどいい感じです。

途中、亀石とかトーフ岩とかいろいろ面白い奇石があります。ん?って思うものもありますが、中には、なるほど!ってのもありますので楽しみながら歩けるかな。

これがオットセイ岩。

で徐々に渓谷もよく見えるようになってきます。

渓谷と言えば、山梨県内ですぐちかくに西沢渓谷がありますが、こちらも負けじと素晴らしい景色かなと思います。

これはなんて花だろう。

水の透明感は抜群です。流れもあってマイナスイオンだらけでしょう。

上にちらっとみえるのが猿岩らしいのですが、よく見えませんね。

別の角度からみてみるとこんな感じ。

これだとサルっぽくないのですが、違う角度から見ると、なるほど猿か、ってなるようです。続いて熊石。まぁこれはなるほど。

大佛岩。なるほど。

松茸石

寒山拾得岩。これは見た時はよくわからなかったのですが、「唐の高僧、寒山と拾得のおふたりが並び立つお姿」らしいです。

これだけきれいだと、紅葉前でもまぁいいかって思ってきましたが、ちょっと早かったかなって後悔すら感じちゃいます。曇りの天気予報でしたがみごとに外れて快晴ですしね。

アキノキリンソウ。

愛のかけ橋。縁結びの橋だそうです。

あじさい。

天鼓林。ブログ書いてて知ったのですが、「林の中の限られた場所に立って足を強く踏み鳴らすと地中からポンポンと鼓の音に似た共鳴音が還ってくる。」らしいです。

有明橋。ここから羅漢寺をまわれるハイキングコースがあるみたいです。かなり興味あったのですが、1時間コースって書いてたので今回はスキップしました。たぶん往復9kmでクタクタになるはずなので。

羅漢寺

羅漢寺橋をすぎるといよいよメインの景勝地に入りますよ。

ってちょっと上を見ると、ミニ五重塔がありました。何か祀ってるのかな。

そして、山肌もいよいよ迫力が出てきます。

覚円峰

そしていよいよ、覚円峰(かくえんぼう)です。「その上で覚円禅師が修行されました。」という言い伝え。

下の川は流れが速すぎて岩が削れてるように見えます。

そして覚円峰と対峙するかのようにたっているのが天狗岩。個人的にはこちらの方が迫力あるかなって思います。

いや~、なかなかの迫力でした。ちなみにこの辺、「夢の松島」って名前が付いてました。先週行った大谷の御止山は陸の松島でしたけど。笑。

宇都宮の石の町「大谷」を観光。地下採掘場跡の大谷資料館は一度は行くべき未知なる空間。

もう車は通らない通りになります。ここから人が増えますね。

しかしほんときもちいい遊歩道ですよ。山梨なんて何度来たか数えきれないですが、山ばっかり登ってましたんで。

石門。これはすごい。ちょっと小ネタがあるのですがそれは戻りで。

頭上注意。これを超えるといよいよメインの仙娥滝です。

仙娥滝(せんがたき)

これがメインの仙娥滝。これはこれで素晴らしかったのですが、紅葉してればさらに絶景ですね。11月ですよ。

正面から。ほんとはきれいな虹がでてたんですが、写ってないですね。高さは30mとそれほど大きい訳じゃないのですが、美しいです。

いっかい階段のぼってクールダウンして

もっかい。やっぱりきれいだ。滝ってたしかに観光名所になるんですが、まぁ迫力はあるけど・・・ってのが多いと個人的には思いつつ、この仙娥滝は岩肌や木々含めて絵になりますね~。

すごかった。

石門。戻りの方がよくわかるはずなんですが、分かり辛いというか撮れてなった。これ左の岩は右の岩にくっ付いてなくて離れてるんです。

行かれる方いればぜひ見てみてください。

楽しかった~。戻ります。戻りは下りなのでそれほど時間はかからないと思います。

紅葉の時にまた来たいですよ。

ちなみに、財布を車に忘れて行ったので、途中食事もできず、飲み物も買えませんでした。やっちまった。

戻って「渓水館」さんでそばセットを頂きました。これで1000円って安いし手打ちそばは美味しかったです。

聞くとやっぱり紅葉は11月が見頃だってことでした。こんなに出かけてるのにまだ紅葉を見れてない・・・。笑。次はどこに遊びに行こうかな。



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