快適な寝台列車でバンコクからタイ第2の都市、美しい古都と言われるチェンマイへ移動。
少し前の旅行記になります。去年(2023年)の7月4日から5泊6日でタイへ行ってきました。
初日にバンコクから日帰りでアユタヤ観光をしてから、夜はバンコクからチェンマイへ鉄道で移動します。もう日本ではサンライズしかなくなった寝台列車ですね。
人気の列車?なんてネットの情報もあったので、切符はインターネット経由でタイ国鉄のページから購入しました。2段ベッドになってるので、下段を買うのがポイントになります。ベッドにしたときに下段しか窓がないからですね。
ベッドは当然新しいシーツが準備されていたので清潔でした。車両は古いですけどね。寝れるかどうかは人によると思います。
22時30分発の列車だったので乗り込んだタイミングですでにベッドになってました。
私は耳栓をして寝てましたが、振動は日本の鉄道と違ってかなりあるので熟睡というか時々振動で起きるって感じでした。
車窓からの眺めはずっと田園風景が続いてます。そこはあまり日本と変わらないかもしれません。
私は早起きでベッドで過ごしていてもイマイチなので、食堂車へ移動して椅子に座ってずっと外を眺めてました。食堂車は見ての通りガラガラ。たまに数人入ってくることはあっても基本は誰もいませんでした。
ここで弁当を作って、各車両へ売りに行ってる感じでしたのでわざわざここまで来なくてもいいんでしょう。
田園風景は続いて増したが、時々停車する駅で降りていく人や乗ってくる人をながめるのがなかなか楽しいです。
途中からタイのおばあちゃん2人組が食堂車へ。そのうちの一人がどうもスポンサーというかお金持ちなのかな。いろいろと旅行をずっと続けてるのって言ってました。
で、朝ごはんをおごってくれるというので頂きます。おいしいガパオライス。この度でガパオライス何回食べただろう。
食堂車のスタッフにもごちそうしてました。
ただ、もう一人のおばあちゃんはかなり体力的に辛そうだったのが気になりましたね。大丈夫だったかな。
車両は新しくないんですけど、見ての通り車両はバラバラなものをつなげた感じのところも。
で、カーブとかで車輪がキリキリというか、ギリギリというか、かなり悲鳴を上げてます。スピードの出し過ぎなのか、カーブがきつくて車輪が擦れているのか、心配になるような音を出して、すすみます。最初はちょっと気になりましたが、すぐに慣れます。いいんですこれで。
バンコクからチェンマイへの移動は、基本は飛行機になると思いますが、安旅であればバスですかね。
ただ、バスだと席の移動ができず、ずっと座ってないといけないので、やっぱりそこは鉄道がいいんですよね。
この時でバンコクからチェンマイの運賃が約3,200円(一等寝台)。
バンコクからアユタヤが17バーツ(約80円)と激安だったのに比べるとそれほど安くないですけど、寝台で一泊分ついてます。
参考までに、今回の旅ではチェンマイからチェンライへ移動して、チェンライから飛行機でバンコクへ戻ったんですが、そのフライド代が約5,700円。まぁ移動が旅なのでなるべく時間をかけてゆっくり移動したいというところです。
車両によって時間は違いますが、私の乗った列車は22:30発12:10着で約14時間の鉄道旅。なかなか楽しかったです。これはまた乗りたいですね。もちろん寝台の時間帯で。
チェンマイはタイで二番目に大きい都市と言われてます。「北方のバラ」とも言われてるらしいです。
美しい古都チェンマイで2拍してゆっくり観光する予定です。
ホテルはチェンマイの中心地になるターペー門のすぐそば。駅からはタクシーで向かいます。
営業でわんさか人が集まってくるので、ここでは少し交渉をしてみます。向こうの50バーツの提示に対して私が30バーツ。まぁ30バーツって多分底値の感じなので間の40バーツで行きました。
タクシーのおじちゃんに観光客は多いか聞くと、コロナ前にはまだ戻ってないしとっても少ないねって言ってます。そうなのか・・。
色々話ができたので少額ですけどチップ渡すととても喜んでもらえました。
ターペー門から見たチェンマイのメイン通り。それほど長くないです。
ターペー門。チェンマイのシンボル的な場所ですね。広場になってるので何かと人が集まってきます。ホテルは歩いて10秒のところなので窓から見えます。
個室でシャワーがあって、でも安くホテルを取ったら、まだフロントが開いてない?って言うのでとりあえずチャットでチェックインの依頼をして食事することに。ホテル代は1泊約2,000円。かなり節約しました。
定番のパッタイ。ガパオライスとパッタイばっかり食べてました。
まだチェンマイに到着して1,2時間ですけど、いいですね。バンコクの喧騒はなくて人も穏やか。田舎ぐあいがちょうどいいです。静かですし。
日本人はいません(居ると思いますけど、一人も会いませんでした)観光客は欧米人と南アジア系の人達、あと中国人。ツアーで来てるような団体はほぼおらず、ほとんどが個人手配の旅行って感じです。
無事ホテルへチェックインできたました。空いてる時期だと、だいたいお昼頃でも部屋が空いていればチェックインできますからね。空いてない場合でも荷物は預かってもらえるので、身軽になって出かけられます。
では、残った時間で観光へでかけます。