久しぶりの登山で大菩薩嶺へ。大菩薩峠から丸川峠を縦走。稜線、苔、草原を満喫です。
2021/04/05
9月の4連休の話です。
登山は2018年の骨折事故以降ずいぶんご無沙汰になってます。しばらくはソロ登山は控えようと思いつつ、今回は大菩薩へ向かう事に。
コロナ禍で密を避けるという流れでそこそこの人が出ていそうでしたが・・・。それほどとは考えずに呑気に向かいます。向かう時の高速道路の渋滞具合でだいたい分かりますよね。あぁ今回は結構な人が出てるなぁって感じです。
私も今年初めはフルマラソンの自己ベスト目指して毎月200kmくらい走ってましたが、コロナ禍でスポーツジムを解約してからは好きなものを食べてぶくぶく太り、完全な運動不足になってます。笑。
まぁ、体重的には3kgくらいしか増えていないんですが、運動不足で筋力が低下しているせいか、お腹周りが大変です。
で、そんな事なので、ここは、さくっと、ロッジ長兵衛くらいまで車で上がって、大菩薩峠まで行ってから降りてくる予定でした。
が、、。途中の道路が工事中で封鎖されていて、雲峰寺のすぐ先の駐車場からスタートになりました。おお、なんてこったい。
駐車スペースは最後の1台でした。この後もバンバン車きましたが、「道路は工事で通れず、この上の駐車場はもう満車」って、半分切れ気味に説明するポリスメンを見ながらスタートです。
9月の下旬なのでまだまだ紅葉からは程遠いタイミングですが、それでも久しぶりの山歩きはほんと新鮮です。
大菩薩は登山を始めたころから何度も通っているのですが、ブログに記録がなくて、最終は2013年だったみたいデス。なので7年ぶりでした。
7年の間が空いているとはいえ、私の冬山デビューはココですし、何度も歩いてると登山道も結構覚えてるんですよね。まぁそれはそれとして地味な登山道をクリアして無事にロッジ長兵衛へ。
やまなしの森林100選に選ばれているフナ林。山梨の100選ですから・・ってこともなく結構気持ちい登山道かなと思います。地味ですが・・。
ネジネジの木。(カエデです)どうしてこんなにねじれるんだろう。って調べてみると、理由は分かってないそうです。光を求めてねじれる?んでしょうかね。
ってなことで、ロッジ長兵衛へ到着したのですが、あれれ、これまで静かな山歩きだったのが、突然大人数の登山客が居ました。そうか、なるほど反対側から来たんですね。
今までほぼ誰ともすれ違わず、とっても静かな山歩きを満喫してましたが、ここからは私も経験したことのないくらいの人でした。簡単な山で2000m級ですから、ちょっと頑張って家族で登ってみようって感じですかね。
富士見山荘跡。子供他達を連れてきて登ったこともあって、ここのブランコで遊んでた記憶もありますが、もうだいぶ昔になっちゃいました。
登山の趣味も止めることはないですね。また少しずつ復活して行きたいと思います。
大菩薩峠はピークではなく、この先の大菩薩嶺が最高点で、しかも日本百名山なんですが、何と言っても、大菩薩峠から大菩薩嶺までの稜線がすばらしいですよね。
体力に自信がなかったんですけどまだ行けそうだ!って事でこの先へ進みます。
昔は晴天の景色を熱望してて、ガスが出てくると、「なんだよ、ガスかよ~」ってかなり残念な気がしてましたが、今は歩けることがうれしいので、景色は二の次です。ガスもまたよし。(悪天候は困りますけど)
それにしてもほんと人が多い。登山でこれだけ多いのは高尾山くらいしか経験ないですかね。やっぱりみんなどこかへ出かけたいんでしょう。
都会ではほぼ100%みんなマスクしてますが、ここではマスクしてる人なんていません。自然の空気をいっぱい吸えます。
そして、信じられないくらい地味な大菩薩嶺。2056m。日本百名山です。うっそうとした木々の中にあります。
あまりの人の多さに山頂標識の写真はパス。同じタイミングで50人以上は居たんじゃないかな。笑。
でここから戻るってのもありますが、私達は下から登ってきてますのでこのまま丸川峠へ向かいます。丸川峠を歩くのはたぶん10年以上ぶりかな。さわやかな草原のイメージが頭に鮮明に残ってます。
でしばらくここからは苔の世界。苔で有名な八ヶ岳を超えるんじゃないかと思えるほどの苔ワールドです。
で、先ほどまでものすごい人でしたが、ここからはほぼすれ違いません。超静かな山歩きになります。
確かに八ヶ岳の苔もすばらしいですが、こちらも負けず劣らずです。ほんときれいで、花が咲き乱れているかようにも見えるんですよね。
苔ゾーンを超えるとまた地味な山道へ戻ります。でも人がいないから快適です。
いやいや~。久しぶりの山歩きを満喫です。
今回のルートだと、「山梨100選の森林」を歩いて、「大菩薩峠から大菩薩嶺までの絶景稜線」を歩き、「八ヶ岳顔負けの苔ワールド」を経由して「丸川峠の絶景」を堪能できます。
やっぱりこのルートいいなぁ。また歩きにこよう。
結果、「時間/6:50(コースタイム約6:20) 距離/15.67km 獲得標高/1,128m」サクッと大菩薩峠を往復しようかと思ってた割にはしっかりした登山になって、一応完歩できたのでまずまずの自信になりました。