鋭い岩峰群の瑞牆山!岩が突出る山頂からは見るものすべてが素晴らしく言葉もありません。
2020/12/11
8月16日 瑞牆山(2230m)へ登ってきました。昨日の都民の森のヒルクライムの疲れもありますが、日曜も時間が取れそうなので、近場で行くことに。世の中はお盆休みの最終日なので、おそらく高速は大渋滞が予想されます。でも渋滞予想でみると16時頃がピークなので、午前中に戻れればいいだろうということで、瑞牆山へ。瑞牆山はなんだかんだで2回目です。同じ瑞牆山荘を拠点に金峰山に登ったりしているので、ここの瑞牆山荘はおなじみって感じします。
山もいろいろありますが、瑞牆山は、何といっても、山頂の山だと思います。登り途中は確かに岩場ありで楽しい面もありますが、登山道は地味で今の時期だと花はほとんど咲いてません。苔、岩って感じですね。手軽に登れる百名山で、短時間で山頂へ到達できて、眺望は文句なしなのでお勧めです。
2015-8-19(日曜)
瑞牆山(2230m)
奥秩父
日本百名山
瑞牆山荘~富士見平小屋~瑞牆山(ピストン)大きい岩が多く、濡れていると滑りやすいのでしっかりした登山靴で登る必要があります。秋以降は富士見平小屋先で凍結注意です。
朝2:00に起床して、2:30出発です。ちょっと寝苦しい夜でちょこちょこ目が覚めてしまったので、ちょっと寝不足気味です。久しぶりのソロなので、サクッと登って帰る予定で。
コースは、なじみの瑞牆山荘からのコースにしました。慣れているので、分かりやすいです。
瑞牆湖の橋を渡れば、すぐですね。ここら辺りから楽しみで気が焦ります。(笑)
瑞牆山荘には5時には着きましたので、準備して5:15出発です。あたりは明るくなっているのでヘッデンは不要です。山荘横の登山口から入ります。朝早いので、ほとんど人とすれ違うことはありません。この早朝の時間帯にソロで歩く山ってのはやっぱり貴重な時間で無心で自然と一体になれます。最初の登り始めは慣れるまで少し息が切れますが、やっぱり楽しい時間ですね。
最初は樹林帯を行きます。きもちいいですね~。
瑞牆山は、岩峰群で有名な百名山ですが、登山口すぐから、巨大な岩がゴロゴロしています。
何度も通っている道ですが、写真をこまめに撮るようになって、あらためて観察するとほんとよく「でかい岩」があります。富士見平小屋までは登山道の分岐というか、ちょこちょこ道が分かれているので間違わないようにしましょう。基本的に登って行けば大丈夫です。私は今回も間違えてました。
「マルバダケブキ」が一面に。山荘上にも咲いていました。
30分くらいで富士見平小屋へ到着です。ここの前にはテントサイトがあります。今日もちらほらテントが張られています。時間があれば、ここを拠点に瑞牆山と金峰山へ登ることもできますね。私は二山一緒に登ったことはありませんが、ここから金峰山への登りも充実したとてもいいコースだと思います。
瑞牆山へは、富士見平小屋の左横を進みます。ここからはしばらくほぼ平坦な道になります。
これ、買って帰ろうと思っていたのですが、忘れてました。(ちょっと興味アリ)
こんな感じの樹林帯です。特に花が咲いているわけでもなく、地味な感じです。11月くらいから(結構早いタイミングで)凍結しますので、ご注意を。以前私も撤退したことがあります。危ない時は富士見平小屋で、ヘルメットも貸してもらえます。
キノコは詳しくないですが、きれいなのがありました。
チラチラと、瑞牆山の岩峰が見えます。迫力満点です。早く登りたいって気が焦ります。
少し歩くと、
「もも太郎岩」でかいです。でもこんな岩ゴロゴロあります。割れているのがまさに「もも太郎」って感じですね。
もも太郎岩の横の階段から登って行きますが、こんな感じで撮るとでかさわかるでしょうか?
後ろから撮ってみました。ここから、ようやく本格的な登りになります。でも1時間もない位です。岩がでかいのと、岩が濡れていると滑りやすいのでそこだけ気を付けて慎重に進みます。まっすぐな登りです。
途中、滑りやすい「でかい」岩のところには、鎖が付いています。写真では急に見えるように撮ってますが、斜度はきつくないので、鎖なしでも登れます。(怖くもないです)
水が流れていて、いい音が聞こえます。
途中もこんなでかい岩ばっかりです。登山道も間違えやすいというか、いろいろと分岐していますので注意しましょう。基本はまっすぐな登りなので、上へ向かえば大丈夫です。赤いリボンもところどころあります。
鎖場は何箇所かあります。岩にしっかり固定されているので安心です。
でました。「大ヤスリ岩」です。最高にあがるタイミングです。
ここからは大ヤスリをチラチラ見ながら登ります。どんどん高度を上げているのが分かります。
6時台だったので、もしかしたら頂上で御来光が拝めるかもって、ちょっと欲張ってしまいました。反省です。頂上直下の岩で、すべって腕(かるく)怪我してしまいました。でもそれ以上に、お宝のオリンパスののEM-1(ミラーレスカメラ)、ぐちゃってやってしまいました。がーん、がーん、ショックです・・。泣きそう。
頂上は、最高です。7時前だったので、山荘から大体で1時間40分くらいでしょうか。(今回は早いペースで歩いているので、通常のコースタイムは、2時間ちょっとは見ておいてください)独り占めかなあと思いましたが、先客が2名いらっしゃいました。
南アルプスから奥秩父、金峰山展望は最高ですが、それよりも今立っている場所が、ほんとすごい。こんな巨大な岩の頂上なので、ほんと天にも昇る感覚です。(大げさかなぁでも立っているところって重要ですよね)頂上で当然晴れていたほうがいいですが、曇りでもガスでも雨でもそれはそれでいいと思います。でも今日は今日で、快晴で、雲海からのぞく南アルプス、富士山とても最高です。
で、動画にしました。
大ヤスリ岩も上から見ると圧巻です!
頂上から南アルプス方面です。
15年前の写真です。(フイルムからスキャンしてます)大ヤスリ全く変わってないですね・・・。ほんといろいろ大きな心で人間って存在は小さいです。
先に見えるのが甲斐駒ケ岳!(まだ登ってません)
代わって、金峰山方面。五丈岩(ごじょういわ)が見えます。富士見平山荘から歩くとそんなかからないイメージがありますが、ここからみると、山でかいですし遠いですねぇ。
南アルプスをアップで。雲海に浮かんでいます。とても感動です。左から薬師岳、観音岳、地蔵岳、甲斐駒ケ岳です。
夏の富士山もばっちりです。
改めて、金峰山方面。まさにジオパーク!。深田久弥さんの「針葉樹の大森林からまるでニョキニョキと岩が生えているような」と表現されたことも納得です。
不気味な感じの「マムシグサ」の実ですよね。この後、緑から赤色に熟していきます。動物も食べないらしいです。
今日は、金峰山はお預けで、寝不足と高速の渋滞が嫌だったので、そのまま下山しました。
ちょっとペース早すぎでした。休憩除くと3時間ですね。歩きなれてるってのもあったかもしれません。でも残念ながら帰りはすでに10km以上渋滞してました。やっぱりお盆なので仕方ないですね。眠眠打破飲んで帰宅です。
(おまけ)
雨飾山で、おにいちゃんが、記念バッチ買ってました。私は数ある山登ってもそんなものは1個も買ったことがなかったのですが、なんだか急に欲しくなって、今日は記念に瑞牆山のバッチを500円でゲットしました。(笑)
下山してまだ8時台だったので、みずがき自然公園へ。瑞牆山荘から車で10分くらいの場所にあります。トイレも完備で、キャンプサイトもあります。チョーきれいです。ここからも登れますね。前泊する場合だといいかもしれません。もう少しガス気味ですね。全体の写真をパチリ。ほんと迫力があります。
いい足慣らしになりました~。