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ミツマタが群生しているらしいので花を見に久しぶりに西丹沢の檜洞丸に登ってきました。

      2020/11/22

3月29日、檜洞丸(ひのきぼらまる)に登ってきました。

丹沢山塊の中でも西丹沢にあって、ちょっと独立峰的な山です。ここはツツジの花で有名なのですが、そのシーズンは激込しますね。

かなりしばらく登っていなかったので久しぶりになります。

で、なんで檜洞丸かというと、タイトルにあるとおりミツマタの花が群生しているってことらしいというのが理由です。

丹沢にはミツマタの花があちこちに咲いていて、有名なのはミツバ岳という小さい山。でもここは登山口からすぐ登れてしまうのでちょっと登山で行くには物足りないです。なので次の候補の檜洞丸に久しぶりに登ってみようということにしました。

檜洞丸って、書いた通りツツジで有名なのですが、それ以外は地味なイメージしかなくて、まぁあまり登らないだろうって山なんですよね。まぁでも結果ゆっくり西丹沢を満喫できたかなと思います。

出発は実は遅かったです。朝行くって決めていなくて急遽決めたので、家を出たのは8時。だいたい2時間ちょいかかるのでスタートは10時過ぎになってしまいました。

スタートは西丹沢自然教室からです。

コースタイムは西丹沢自然教室から檜洞丸までツツジ新道を通って、登り3:45。下り2:20の約6時間。10時出発なのでコースタイム通りだとちょっと遅めになってしまいます。

この日はちょっとトレーニング気分だったので心拍を確認しながら一定のペースで登ってみました。ざっくりコースタイムの70%くらいで登れればいいかなという感じ。山頂以外あまり展望もないと思っていたので。

歩きだしから道路沿いにすでにミツマタが咲いてました。なるほど枝ぶりが派手というか広がっているので結構迫力ありますね。

正面に見えるのは大室山かな?ちょっと自信ないですが。しかし快晴です。

この日はまだ3月ですが、汗ばむ陽気でした。スタートからTシャツ1枚です。

すっかり夏山気分ですね。水も2L持ってきてます。

道路わきにあるこのクマ出没の看板から入ります。しかしもう熊鈴は付けた方がいいですね。たぶん起きてるでしょうから。

丹沢ではあまりクマの話は聞かないのですが、西丹沢は表尾根と比べても登る人が少ないからちょっと注意が必要なんだと思います。

そういえば、春、桜と並んで咲いているのが椿。

落ちるとイマイチですが、咲いている時はきれいですねぇ。

昔の記憶の通り、ひたすら樹林帯を進んでいきます。

そうすると登り始めて数十分くらいのところでミツマタが咲いてました。

おお確かに。ミツマタはその名の通り枝が三つに分かれているんです。なので1本がけっこう華やかに見えます。

花はこんな感じ。ちょっと変わった作りです。かわいいと言えばかわいい。

ちょっとピンボケ。

そして下を見ればこんな感じで群生してました。

こんな感じで登山道を覆うように咲いてたのでちょっと楽しかったです。

かわいい花ですね。

そしてそりゃあもう、こんな感じのところもあるのでやっぱ見ごたえ十分。

それほど長い距離じゃないですが、ミツマタを堪能しながら進みましょう。

スタートが遅かったので、さっさと登ってしまって、下りの時にもう一回ちゃんとミツマタを見ようって考えて先へ進みます。でもルートを変更してここは歩かなかったんですよねぇ。もっといっぱい写真撮っておけばよかった・・・。

しばらくあるくとゴーラ沢出合。

西丹沢はファミリーキャンプでも何度も泊まりに来てますが、超水がきれいなんだと思うんですよねぇ。

この透明感ですからね。

ここまではそれほど登りはなく平行移動って感じでしたが、ゴーラ沢超えてからひたすら登ります。

アセビ。春の花のひとつ。

ほんとに。こんな樹林帯の中を黙々と。そこは丹沢っぽいですね。西丹沢自然教室も標高が545mで、檜洞丸は1601mなので1000m以上の標高差です。それほど高い山じゃないですが標高低いところから登るのでどうしても樹林帯が長くなります。

終盤になると少し景色も見えてきます。

そしてお約束の富士山。この日はPM2.5の影響かかなり霞んでました。

霞んでるから浮いているようにも見えますね。

そしてようやく山頂が見えてきました。

檜洞丸1601m。

静かな山頂です。パンを食べて休憩。歩きだしから2時間かからず登ってしまったのでちょっと消化不良です。

まぁ目的がミツマタを見るってことだったのでいいのですが、このまま下ると3時間ちょっとで下山してしまうことになるので、もう少し歩きたいという事で犬越路(いぬごえじ)経由で下山することにしてみました。

よっしゃって歩き始めて、あ、そうすると帰りにじっくり見ようと思ってたミツマタの群生が見れないなぁって気づきます。

まぁでもずっと樹林帯を下るより、少しでも開けた尾根を歩きたいなぁって事で、納得しながら下山です。

開けた縦走路はそれほど長くないですが、それでもいい天気の中楽しく歩けました。

途中、振り返って檜洞丸。山頂まで木があるのでアルプスのような派手さはないです。地味な感じです。

縦走路ですが犬越路方面はあまり整備されていないというか冬の間の倒木とかで登山道がふさがれている箇所がいくつもあったので注意しながら進みます。

途中、これから歩いていく犬越路までの縦走路が見えました。

それほど危険な個所ではないですが、何か所か鎖場もあります。あとルートミスしやすい箇所がいくつかあったので、ちゃんとピンクリボン気にしながら歩いた方がいいと思います。

沢まで戻ってきて、おもしろいケルン。

何度も橋を渡りながら進みます。

下山するとキャンプ場の近くにもミツマタいっぱい咲いてました。

そう枝はこんな感じでミツマタ。

前回に続いての丹沢登山でしたが、地味な山ではありつつ、花を見るのを目的に歩くのもいいもんですね~。

2018-03-29 檜洞丸 1,601m
西丹沢自然教室~ゴーラ沢出合~檜洞丸~犬越路~西丹沢自然教室
時間 4:29(休憩も含む活動時間) 
距離 14.21km 
獲得標高 1,333m
※参考CT 7:10



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