初冬、瑞牆山のリベンジになぜか金峰山へ。冬の静かな山歩きの魅力に感激!これが始まりです。
2020/12/11
過去のログです。2013年11月24日。
ちょうどシーズンになってきたので、写真がちょこっと残っているので備忘録兼ねてアップします。
前週の11月17日に娘と久しぶりの登山ってことで瑞牆山にチャレンジしましたが、すでに登山道はカチカチに凍結していて、アイゼンを持っていない私達はあえなく撤退しました。本当は瑞牆山のダイナミックな岩峰を見せてやりたいというなに気ない気持ちだったのですが、山登っていた私としてちょっとあまい見通しに反省しきりでした。でもそれがかなり私の心に火を付けてしまったんでしょう。
以前山を登りまくっていたのは20代~で、結婚して子供ができると当然そんな時間はみじんもありません。子供が歩けるようになって、それでも金時山から浅間隠山、塔ノ岳などある程度の山には登っていましたが、今度はプールや野球などで時間が確保できなくなっていくと同時に登山に行くってのが現実的ではなくなりました。子供いなければ行けますが、普通は無理ですよね、はっきり言って。
でも、ちょうどいいタイミングだったんでしょう。小学校6年のお兄ちゃんと4年の娘だったので手もかからず、私も外出もできるようになってきていて、で、昔の山の楽しさを思い出してしまいました。
撤退した後の翌週のチャレンジに向けて、重登山靴、12本アイゼン、ストック、ウェアなどを全部新調して一気に揃えました。で、jeepもスタッドレスへ入れ替えて、リベンジで1週間後の24日に瑞牆山荘へ向かいました。気合入ります。で、でも瑞牆山はコースタイム短いので、折角だったら金峰山へ行こう(2座行かないのはまだ体力に自信がないからです。笑)としました!
重登山靴 スポルティバ カラコルムHC
アイゼン グリベル G12・ニューマチック
ストック BlackDiamond
ウェア 上はPatagonia R2
道路は山荘前が少し凍っていましたが、まだノーマルでもOKでした。でも外気温はこの時期で既にマイナス3度です。
スタッドレスは折角なので黒のホイール(ダンロップのWINTER MAXXにエクストリームJってやつです)に変えて結構お気に入りでした。登山口でjeepの写真撮ることが習慣になりました。自己満全開です。
この時期は紅葉終わって、本格的な冬山前なので登山者は少なくてとても快適です。瑞牆山荘は、百名山の瑞牆山と金峰山の2座登れる拠点なので通常は駐車場がいっぱいになってしまいます。
富士見小屋前のテント場です。何張かテントありますね。冬のテントは経験ありませんが、山の中で迎える夕日や御来光は何とも言えない感動があります。
先週お世話になった富士見小屋です。左に行けば瑞牆山ですが、今日は右に行って、金峰山へ向かいます。
大日小屋です。
雪はチラホラありますね。
南アルプスは今日もバッチリ見えます。甲斐駒ケ岳は真っ白ですね。この時期はちょっと雨が降ると一気に冬山になるので要注意ですね。
しばらく進むと大日岩が見えます。下から見上げると圧巻の迫力です。
でかいですね。私はクライマーではないので登りませんが。。。。
でましたね~。千代ノ吹上(ちよのふきあげ)です。右は断崖絶壁で切れています。
ここからはでかい岩がゴロゴロしていて、アイゼン付けるまではないですが、ストック使いながら、滑らないように進みます。ちょっと歩きづらい。小さいピークの先が五丈岩と金峰山の山頂です。
富士山すごい、奇麗!
五丈岩が見えてきました。後ろ(?)から見る五丈岩もちょっといつもと違う感じでいい雰囲気です。
いよいよ五丈岩との対面&山頂です。
お久しぶりです。五丈岩。稜線歩きもそうですし、山頂でも数人って感じです。ほとんど人とすれ違うことはありませんでした。慣れていないとちょっと不安になるかもしれませんが、今回のような百名山のとても整備されている登山道であれば心配もあまりありません。
五丈岩もガラガラですね。1人のみ他の方が写っていますが。笑
結局今回はアイゼンは使いませんでした。重登山靴であれば凍っていないときはそれほど困りません。無事下山です。
以前は冬にも山は登っていましたが、ピッケルまでは使わず、(そういう意味では12本アイゼンまでは要らないと思いますが)アイゼンで行けるところをチラホラ登ってました。なのでこんな山行は初めてではないのですが、人も少なくて、空気は冷たくて気持ちいいですし、夏とは全く違う山歩きの体験を再確認できました。
いや、ほんと楽しかった。
びっくりしたのは道具の進化ですね。昔はお金なかったってのもありますが、登山用のウェアなんてイマイチなものしかありませんでした。靴も重かったし。今回新調して見たこともなかった登山靴( スポルティバ カラコルムHC )や、お気に入りになったPatagoniaのウェアの性能にはびっくりです。レインウェアじゃなく、ソフトシェルってスタイルも初めてその時に知りました。笑。道具を買うのは大好きです。で、冬山登るのに、道具にはかなり拘るようになります。夏だと、へんな話ジャージでも短パンでも登れたりしますが、冬はそうでないので道具1つにこだわらないと危険な目に会う可能性もありますので。
で、ここから毎週行くようになっていくんです。凝り性というか、道具も全部新調したし、jeepもスタッドレスまで準備したので、行かないと損です。