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「人間一生、物見遊山」そんな生き方をしてみたい。

 

遺跡のカンボジア。シェムリアップ川源流のクバール・スピアン。山道を歩いて水中遺跡へ。

      2020/11/23

最終日の最後は、クバール・スピアン。

トゥクトゥクのおじさんがお勧めしてくれたところです。先ほどのバンテアイ・スレイからさらにトゥクトゥクで30分位進みます。

でここは他の遺跡と違って、なんと山の中。そうなんです、山登りしないといけません。

シーズン中はバンバン山に登ってた私ですが、ブログ見ての通り10月頃から天気の悪さに嫌気がさして(?)旅行ばっかり行くようになってしまいました。なので山登りはしばらくご無沙汰です。

果たして登れるか?

大丈夫です。そんなにきつくないです。時間にして40分。健康な人なら30分の山道。だいたい1500mくらいの山道です。登りも緩い感じ。おじいちゃんでも登ってましたので。

では行ってみましょう。ちなみにここでも入場チケットのチェックはあります。

クバール・スピアンは水中遺跡です。クーレン山の川の源流という意味があるとのことで、実際にシェムリアップ川の源流になるそうです。

面白いなと思うのは、クーレン山、シェムリアップ川、トンレサップ湖をそれぞれヒマラヤ山脈、ガンジス川、インド洋に模して考えられてたというところでしょうか。

ある行きやすい道が続きます。

途中はこうやって残りの距離が書いてるプレートがあります。ここで後1200mですね。

で30分くらい歩くと、石橋にたどり着きます。途中、滝への分岐がありますが、戻る時に通るのでそのまままっすぐ石橋へ歩いていく方がよいです。

で橋から上流に向かっていろいろ彫刻が彫られてます。

シヴァ神

石橋って言ってもこんなもんです。(奥の石で川を渡れるところ)

橋の下にもあります。11世紀ころと言われてますが、こちらは結構きれいに残ってます。

川を上流方向へ歩いて進みます。こんな感じでリンガも多数。

ブラフマー神。

さらに上流まで歩いて行けますが、その先にある石橋で終わりです。

これ以上先は地雷除去されていないので行ってはいけません。

で戻ります。

橋の下にヴィシュヌ神とその妻ラクシュミーのレリーフがありますが保存状態はよくないですね。

石橋のところに係員の人がいて、滝の方の道へ案内されます。ガイドブックには載ってませんが、石橋から滝まで川沿いに歩いて行けます。(なので最初の滝の分岐は通り過ぎてまっすぐ行きます)

途中にも水中遺跡が続きます。

ちょっと木漏れ日のせいで写真撮るのが難しい・・・。

そしてリンガ。ここらへんから水中に無数のリンガが続きます。

まぁリンガって言っても水中に彫られた石柱みたいなもんで、あんまり見てどうこうってのはないですね。笑

そしてしばらく歩くと滝へ到着。

ちょっと気持ちいい。

正味1.5時間くらいのお散歩でした。ここはちょっと山登りして水中遺跡を見るという意味で今までとちょっと違った観光ができます。

でも水中遺跡はそんなにきれいに残っていないので、遺跡を見に行くというより、気晴らしに散歩に行くって感じの方がいいと思います。

ちなみに、今まで終始沈黙のお兄ちゃんはここが楽しかったと言ってました。遺跡は同じものばかりで飽きてて、3日では今日が一番だったらしいです。家族だと正直ですね。笑。

ちょっとおなかすいたのでご飯へ。2件並んでます。

こうやって同時に営業されるとちょっと入り辛い。笑。

で、手前の方がお客さん多かったのでこちらへ。

お客さん多いんですが、頼んだものがなかなかこない(カンボジア時間?)し、頼んだのと違うの来るし、味は・・・。

まぁ何はともあれ楽しかったです。

帰りも当然トゥクトゥクで。

すれ違う子供達は例外なく笑顔で、手を振ればみんな手を振ってくれます。もちろん大人も手を振ってくれます。

このトゥクトゥクの道中はほんとにほんとに楽しかった。個人的にはこのトゥクトゥクを家族で乗れたことが一番よかったのかもしれないかなと感じてます。

私がスリランカですれ違う子供達の笑顔がかわいい!と言っても全く通じないですが、こうやってリアルに笑顔で答えてくれる多くの子供達と接すると説明なんて意味ないですからね。

牛さん。

お行儀よくまっすぐ歩いてます!

帰りはオールドマーケットで降ろしてもらいました。

かみさんと娘はお土産物を買うそう。

ここは観光客向けでもありますが、市民のマーケットという感じです。

魚の干物。

野菜。

そしてお肉。

その場でさばいてくれてました。家の近くにもこんなマーケットあれば楽しいんだろうなぁ。

ライス。量り売り。

私はお買い物はちょっと苦手なのでビールのんで待ってます。オールドマーケットのレストランは安くて、生ビールであればUS$1とか、US$0.5とかカンバンがでてます。まじで?一杯60円か?

って見ながらどこでも瓶ビール派の私は久しぶりにTigerビール。US$3。おつまみはポテトフライUS$2。

いや~、ここは楽しい。ちょっと路地に入っても結構オシャレなレストランが続きます。

オールドマーケットは一応18時頃には終了で、その後は対岸のナイトマーケット。

最後は屋台で娘がマンゴージュースを頂きました。これもUS$1。

楽しいカンボジア旅行。

トゥクトゥクのおじさんには最後の日にまとめてチップを渡しました。

基本、トゥクトゥクにはチップは不要なんですが、終日チャーターなので気持ちは必要ですね。

1日US$5程度でいいと思いますが、ほんとにやさしくて楽しい旅行にしてもらったお礼で3日分まとめてUS$20。おじさんむちゃくちゃ喜んでました。よかった。

この後、一旦ホテルへ戻って・・、まだドルが余ってたのでかみさんとマッサージへナイトマーケットへ行きました。

今年は娘がいよいよ高校受験なのでまぁ家族旅行はしばらく封印だと思います。

というか夏のニュージーランドで封印のはずだったのですけどね。笑。

お兄ちゃんと娘の仲が悪いんでちょっと面倒なんですが大きなケンカもなく無事旅行は終了です。

高校1年のお兄ちゃんと中学2年の娘を含めて家族旅行へ行くってなかなか共通の話題がなかったりとか、好き嫌いやわがままがでてきて面倒な部分も多いと思いつつ、いろんな意味でいい旅行になりました。

私個人では去年は3月のサンフランシスコから合計6回海外に行きました。

特に後半から、ミャンマー、ネパール、スリランカは一人旅。なかなか充実した1年でした。

旅行を通して、46歳にして正直、生きていく価値観も変わりました。私は受験ではないですが、今年の目標は遊びは去年の1.5倍、仕事は去年の2倍頑張ろうと思ってます。

カンボジア家族4人でかかったお金。

フライト HKexpress 香港経由 241,680円
ホテル 4泊朝食付 19,284円
アンコール入場料3日券 28,416円
現地諸経費 60,000円
合計 349,380円

フライトとホテルはexpedia、アンコール入場料以外はすべて現金(米ドル)で払いました。

年末年始で一人当たり8万ちょい。福岡往復正規料金にちょっと上乗せする程度でカンボジア旅行に行けます。LCCってほんとにすごい安い。

現地諸経費にはビザ代、現地食事、お土産もろもろ入ってます。

香港空港の滞在費は別。相変わらずですが、ホテルやレストランで飲むビールが高い。500円位なのでビールを飲まなければだいぶ経費削減できると思います。笑。

私の家族はまったく高級志向じゃないのでその点は貧乏旅行向きで助かりました。トゥクトゥクも大好きですし。

おわり。



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