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秋の吾妻連峰、東吾妻山<前篇>浄土平から一切経山をみながら湿原、紅葉を満喫!東吾妻山はすっかり秋でした。

      2021/01/31

2015年9月27日(日)に、吾妻連峰の東吾妻山へ登ってきました。先週の20日には磐梯山に登ったばかりなんですが、天気予報に反してガスガスで少し残念だったのと、その日の午後の晴天の中で見えた西吾妻山から続く稜線にほれぼれして近いうちに登りたいと・・・・。

思ってすぐなんですが、雑誌を買うと、紅葉の特集組まれていて、そこの一切経山と紅葉をすご~く見たくなって、日曜日に日帰りで行くことに。距離が自宅から片道350kmくらいあるので、車で4時間以上かかります。福島前泊でソロ登山を考えていましたが、前泊も面倒だな~と思っていると、今回は急遽、かみさんが参戦してくれました!紅葉が綺麗だったらなおさらソロより二人のほうがいいですし、二人だとゆっくり温泉に入って帰れます。(ソロだとどうしても下山するとそのまますぐ帰ってしまうので・・・)

いやいや、頼もしい。いつものように2時起きで2時半前には出発です。夜中なので道路スキスキで、首都高速から東北道へもなんのストレスもなく駆け抜けます。前日はゆっくり寝れたのですが、2時起きでも目覚ましで起きることは1回もありません。大体その1時間~30分前には自然と起きてしまいます。笑。小学生なみです。

2015-9-27(日曜)
東吾妻山(1975m)、吾妻小富士(1707m)
磐梯朝日国立公園
浄土平~鎌沼~姥ヶ原~東吾妻山~景場平~烏子平~桶沼~浄土平。吾妻小富士周遊。

登山道はよく整備されて特に危険個所もないと思います。

二本松IC下りて、岳温泉方面へ向かいつつ、途中の道の駅で土湯温泉マップを見てると、う~ん、吾妻小富士はでかいですが、東吾妻山は載ってません。いや、マイナーかなぁ。

磐梯スカイラインは紅葉がいい感じで始まっています。吾妻連峰は上から徐々に紅葉していき、10月中旬が見頃となるようです。

途中で御来光です。雲海が広がります。

と調子よく進んでいくと、何????通行止め?よく見ると、土湯峠越えたところで夜間は7:00まで車両通行止めでした。(夕方は16:00までしか入れません)ちなみに書いている通り、浄土平で折り返しです。

6時過ぎにここまで頑張ってきましたが、残念ながらここで休憩です。係りの人がいたので聞いてみると、「時間は役所から守るようにきつく言われているので!」と。開けてくれって言ったわけではありません。念のため(笑)先頭で待っていましたが、7時には車が3,4台になりました。

待っている時間で、後ろを振り返ると、綺麗に紅葉した「箕輪山」が見えます。その隣が安達太良山なんですが、箕輪山、綺麗ですねぇ。登りたいです。安達太良山も紅葉で有名ですが、すでにかなり紅葉は進んでいました。

7時きっかりに空いたので、そこから20分ほどかけて浄土平へ進みます。途中、うまく写真撮れませんでしたが、雲の隙間から光が差し込んできていて、とても神秘的な感じに見えます。写真の撮影スポットは結構ありますが、なかなか、、、まだガスの中です。

進んでいくと、道路最高点がありました。

道路両脇もしっかり紅葉しています。いやいや楽しみです。

浄土平

ガラガラの浄土平へ。先頭走ってきたはずなんですが、先客が何台かいました。

吾妻小富士です。階段登るとすぐに御鉢に行けます。今日余裕があれば(?)登る予定です。今は早く登山開始したい感じです。

準備して出発です。浄土平には綺麗なトイレが外にありますので、ビジターセンターが閉まっていても大丈夫です。駐車場が広いので、登山口迷いますが、天文台、ビジターセンターの裏に木道があってそこから入ります。数人が登り始めていますがシルバーウィークの後なのでか、登山客は少なさそうな感じです。

浄土平からの湿原です。浄土平ですでに1580mあります。東吾妻山が1975mなので標高差実に400mの超お手軽登山です。今日は紅葉と湿原を写真に撮るってことが目的なのでの~んびり進みます。いいもんです。

浄土平湿原。

湿原から一切経山(いっさいきょうざん)を望みます。中腹からもくもくと蒸気が噴き出してますねぇ。警戒レベルが引き上げられているので、現在、一切経山は登れません。直登ルートのみではなく、酸ヶ平からもダメなのでご注意ください。実は、平成20年に300mの噴気が確認されていますが、明治26年には大噴火があったみたいです。

浄土平湿原の中には川が結構流れています。すごく澄んでます。写真分からないのですが、ポコポコと湧いてますね。上の解説にもありますが、一切経山の火山灰が蓄積していて水を通しにくいので、川や沼ができるらしいです。なるほど。実は登山道はむちゃくちゃ水たまりが多くて歩くの大変です。木道があるところはいいんですけどね。

湿原のススキはすごく気持ちいいです。ところどころに黄色に紅葉した木があると紅葉してるなぁと感じます。

湿原から紅葉して見えるのは位置的に高山でしょうか。

お、ここはまさに温泉のような水たまりがありました。ここらへんから登山道へ入って行きます。

「シラタマノキ」です。裏磐梯で群生してましたが、ここにもありました。

ナナカマドも真っ赤に紅葉しています。きれーです。

しばらく平坦な道を進みますが、ここから登り始めます。かみさん最初から飛ばしてます。

途中はしばらく一切経山を見ながら登ります。

徐々に高度を上げて行きます。紅葉の中にもくもくと噴煙を上げる姿は力強いですね。平成20年って7年前なので噴火って結構あり得る話ですね。

そして、吾妻小富士です。手前の紅葉が綺麗です。青空であれば、青、赤、黄色と映えますが、今日は赤黄色で。

ここはやっぱり動画でしょう。

こちらも紅葉の中から見えて吾妻小富士もすごく綺麗です。

どうも晴れて来ないので、曇りガスの中で空を抜いて明るくして撮影します。

途中は木道が続いていて、すごく歩きやすいです。しかし歩くごとに紅葉が綺麗になるので少し進んでは、写真を撮っての繰り返しで、同じように登っている方と抜いたり抜かれたりです。

登ってきた木道です。その先に吾妻小富士があります。

だいぶ高度上げました。一切経山が小さくなってきました。

先に進みづらいですね~。ずっとしばらく見ていたい感じです。

登りきると、キレーな湿原が広がります。登った感覚がないくらい楽です。

ここも川が流れています。その先に紅葉した東吾妻山が見えます。

なんでしょう、の~んびりした山容です。

湿原は結構広くて、ずっと木道が続きます。決して派手な紅葉ではないんですが、私は、高地にある地糖や沼が好きで、そこにアクセントのように紅葉した草木があるこんな景色が大好きなので感激しまくりです。

東吾妻山~蓬莱山1802m(ほうらいさん)~前大嶺1911m(まえだいてん)を望みます。

少し歩くと、鎌沼方面への分岐があります。もちろん鎌沼方面へ。

木道の先には、前大嶺が見えてきます。

そして少し進むと鎌沼が見えてきます。

そして振り返ると、東吾妻山です。の~んびりしてます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

鎌沼の横を通りながら湿原を満喫します。

鎌沼は結構おおきいです。青空だと映えて綺麗だと思いますが、今日は残念ながらこんな感じのどんよりした雲りです。

前大嶺も裾野には、薄緑のキャンパスに絵具を置いていったような景観が広がります。

草もこんな感じで紅葉です。これはなんの草花か分かりませんが、紅葉の仕方がすごく素敵です。

鎌沼の端まで来ました。前大嶺と蓬莱山の間に一切経山が見えます。

鎌沼を分岐して、いよいよ東吾妻山へ向かいます。鎌沼を振り返ります。

東吾妻山に向かって、木道をしばらく歩いていきます。姥ヶ原(うばがはら)付近です。

途中、シンボル的な真っ赤な木がありました。名前付けたい感じしますね。

30分位?登ります。岩が真っ赤でした。

振り返るとこんな感じです。

なだらかな山容あって、そんなに登りはきつくありません。いよいよ稜線へでました。

山頂です。あ~、やっぱりガスガス。ガス男健在です!こちらは磐梯山方面。全く真っ白でなんにも見えません。が~ん。山頂は誰もいないのでかみさんと二人占めです!超ハイテンションで写真を撮りまくります。

まぁ、すばらしい紅葉が見れたのでよしとしましょう。後編へ続きます。



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