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「人間一生、物見遊山」そんな生き方をしてみたい。

 

久しぶりの快晴!車で越えられる峠の標高日本一の大弛峠から金峰山へ。文句なしの絶景です。

      2020/12/11

8月中旬から週末は雨が多くて、とどめは9月に入っての雨、雨、雨。こんなに雨が降っているってあんまり記憶がありません。しかも鬼怒川決壊して、大変なことになってました。どうなってるんでしょう最近の気象は。

でもなんとか週末から天気が回復して、土曜日は快晴の予報。すごい久しぶりです。ただ、先週のロードバイクで道志みちを走った時に痛めた膝の完治まで1週間位かかったのと、月曜から風邪をひいて、体調がずっとわるかったので、金曜までどうするか悩みどころでした。

かみさんに話をすると土日で天気いい方に山に行きたいってことだったので、じゃあ土曜ってことで、ある程度景観がよくて、距離が短くて大満足できる山・・・・。じゃ、金峰山に大弛峠から行けば、距離は短く往復4時間位ですし、アップダウンもほぼなく、ハイキングっぽく行けます。

最近は山登るのに2時起床が多かったのですが、ブログを戻ってみると、3時とか4時とかだったんですね。たまたま早く起きた尾瀬の至仏山で2時起床だったのがなぜかフツーになってしまいました。ちょっと早すぎですね。(笑)

2015-9-12(土曜)
金峰山(2599m)
奥秩父
日本百名山
大弛峠~朝日岳~金峰山(往復)

特に危ないところはないと思います。標高差も少なく快適です。

大弛峠からの金峰山はずいぶん前に行っていますが、峠までの林道がすんごい長くて嫌になったのと、やっぱり山の登りごたえがあんまりなかったので、その後は行っておらず、みずがき山荘から登ってました。大弛からは今回が2回目です。2時起床2時半出発です。たぶんず~と雨だった後の週末だから混んでるんでしょう。

勝沼インター降りてフルーツラインに入ります。4時位ですね。まだまっ暗です。夜景がきれいなのでちょっとパチリとって進みます。

googlemapだと自宅から3時間半ってなってましたが、峠道の時間をかなりながく見積もっているようでした。予定6時着でしたが、実際に着いたのは5時ちょっと。2時間半ですね。しかし~、すでに満車でした。2,30台停めれますが、すごい人気です。道路は広いのでちょこちょこ路上駐車してもそれほど危険ではないと思います。

トイレあります。(がそんなに綺麗ではありません、紙ないかもしれないのでちゃんと持って行きましょう)

大弛峠はタイトルにもあるように車で越えられる峠の日本一の標高みたいです。塩山の麓から林道で1時間以上です。遠いです。この看板のすぐ先に大弛小屋があります。

金峰山への登山口はその反対側ちょっといったところに、大弛の看板があります。5:30スタートです。

きもちいいですね。最初の樹林帯を進みます。

30分もしない間に御来光です。木の間から上がってきました。

今日も先日届いた超広角ズームレンズで撮っています。広ーくとれてますね。

花はほとんど咲いていないのでキノコに目が行きます。これ、実にしっとりした感じです。チョコレートっぽく見えます。でもなんでこんなに寄り添ってしまったんでしょうか。(笑)

写真難しいですが、朝焼け、雲海の中に富士山が見えます。いや~、来てよかった。

ちょこちょこ苔も生えていますがそれほどではありません。

しばらくして、朝日峠です。そのまま通過します。

苔も朝日をあびて、胞子付けてます。

「大ナギ」まできました。大展望です。歩き始めて汗もかかない間にこの展望なのがこのコースの魅力ですね。朝の雲海はほんと厚くて綺麗です。大雨の後だからでしょうか。秩父の山々が一望できます。(金峰山方面はまだ見えません)

めざす朝日岳方面です。(この先に金峰山です)

「オオシラビソ」立ち枯れですかね。いい感じになってます。枝葉に柑橘類に似た独特のにおいがあるらしいので、ちょっとつまんでみました。かみさんはああ!って言ってましたが、私は風邪で鼻が利かないので分かりませんでした。

2000メートルってありましたが、違います。なんでこんなのがあるんでしょうか。よくわかりません(笑)

朝日岳は看板が壊れてなくなってました。2579mです。ここからは富士山、南アルプス、金峰山が見えます。

金峰山はどこからみても五丈石(ごじょうせき)があるのでよくわかります。こうやってみると鉄山を超えてずいぶん遠くまで歩いて行くように見えます。いや、実際遠いのかもしれませんが、ここからコースタイムで1:30です。

鉄山は頂上への道はダメみたいで、巻き道を行きます。でもここも看板壊れています。100名山の場合結構しっかり整備している場合が多いんですが、珍しいですね。

樹林帯を超えて、展望が一気に開けます。

今日はほんと~に久しぶりの快晴です。空が青い!みずがき山、八ヶ岳がきれいに見えます。

こっちは小川山の向こうに北アルプス方面ですね。

頂上はこの緩やかな登りを登ればすぐです。以前は大きなケルンがあったのですが、なくなってました。で、(写真撮っていませんが)ケルン作らないでって書いてました。

なんでだろうって調べると、私も知りませんでしたが、問題もあるようですね。

ケルンを作るためには、積み上げる石が必要となります。その為に、周りの石を動かすと、その石があった箇所の砂や小石などが雨などで他の箇所に流出してしまい、地面が侵食されてしまいます。その積み重なりで山の自然環境の汚染・破壊に繋がるらしいです。なので最近では、山の自然環境・生態系を守るために山の関係者が、ケルン本来の意味を満たさないケルンを発見次第、ケルンを崩し元の箇所に石を戻す活動をしています。

私はケルンに石を積んだことはありませんが、まあほとんど意味がないものが多いと感じていましたがそうなんですね~。

ちなみに、以前はこんな感じでした。確かに周りにあっただろう石がなくなってますね~。
img169

みずがき山、小川山。こうやって見ると、小川山も堂々としていていい山に見えます。登ったことありません。クライミングする方にメジャーらしいです。

頂上方面。

五丈石が見えました。富士山も雲海から見えています。

特に名前ないですが、こんな門みたいなところをくぐると

金峰山山頂です。雲海の中から南アルプスが~中央アルプスまで見えています。

でも山頂よりも五丈石へ。(笑)こんなに頂上にいる時間が短いというか存在感ない山も珍しいですね。しかし、まじかでみるとでかいでかい。岩の一番上のブロックにオレンジの服を着た人がクライミングに挑戦しています。人間が米粒位に見えるのでそのでかさがわかると思います。

どう考えてもだれかが置いたとしか人間的には考えられません。やっぱりこれが自然なんでしょうか。

朝早いので登山者もまだ少ないですね。

ガスってるとこんな感じ。これ15年前です。鳥居の場所が変わってる?ように見えましたが、同じですね。(笑)
img165

見上げてみます。

横から富士山。

手前にみずがき山、八ヶ岳、左から南アルプス、中央アルプス、北アルプスまでの大展望です。

五丈石。感動します。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

いや~大満足でした。戻りますが、その時の景色もすばらしいです。この緑のジュータンみたいな景観が大好きですね。

さようならです。ここから樹林帯に入ります。

真っ白なでかいキノコがありました。

9月ですが、ちょこちょこ紅葉の兆しが。少し色づいている木がありました。あと1ヶ月位でいっきに紅葉していくんだと思います。もう秋なんですね。

無事下山して大弛小屋へ。ごく最近ハマっているバッチを買いました。(笑)息子が雨飾山に登った時にバッチが欲しいって買って以来私もなぜかたまに買うようになってしまいました。

大弛小屋から15分位あるくと「夢の庭園」って展望台があります。小屋からはかなりの範囲が木道になっているので登山靴でなくても簡単に登れそうです。登山をやっているわけでない方がちょっと展望を見るにはとてもお勧めですね。

最後はこんな感じで登りますが、これがまたすんごいきれい。

登ってきた金峰山が遠く見えます。

撮影も気合が入ります。

ちょっと距離は短いですが、膝が心配で、あと風邪もひいていたのでリハビリも兼ねてちょうどいい山行になりました。かみさんも2時に起こされてちょっと体調が万全じゃなかったみたいです。私は風邪気味のおかげで週中はずっと21時頃寝ていたので2時起きは楽でした。
案の定、帰りの駐車場は大変なことになってました。11時位ですが、この時間から登る人もいるみたいです。大弛峠は、冬季はかなり長い期間通行止めになるので行かれる方はご注意ください

それにしてもロードバイクが多かった。私も乗ってヒルクライム行っていますが、すごいですね。たぶん塩山から登ってくるんだと思いますが、大弛峠までどれくらいでしょうか。私は登れるかなぁ?次回金峰山はみずがき山荘からだと思いますが、ロードバイクであればまた来てみたいです。

(おまけ)
今日はかみさんは新しい登山靴です。

以前の尾瀬、至仏山の時にソールがはがれて、新潟、雨飾山の時には、ボンドでソール付けて歩きました。(危険なので止めましょう・・・)で、前回の北八ヶ岳、天狗岳の時には重登山靴で歩きました。今回ようやく。しかしこの2ヶ月で私以外の登山靴みんな新調になりました!どんどん山に行かないといけません。(笑)



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