夏に向けて登山靴を新調!スポルティバのトランゴタワー GTXで山に登ろう。
2020/12/11
夏山に向けて登山靴を新調しました。
新しい靴はLA SPORTIVA(ラ・スポルティバ)のTRANGO TOWER GTX(トランゴタワー GTX)です。
もともと使ってたのは、ブログでもよく書いていた2つの靴。
ザンバランのパスビオGT
ラ・スポルティバのカラコルムHC
使い分けとしては、アイゼン要らないような夏山では主にザンバランを使って、秋~残雪時にはスポルティバを使うってパターンです。もともとスポルティバのカラコルムHCのみだったのですが、膝が痛いって思うようになって、少しでも軽い靴を履きたいということで買ったのがザンバランですね。
今は足腰を鍛えたので膝の痛みもないですし、ストックもサポートタイツも要らないって感じなので軽い登山靴を履く理由もあまりなくなりました。
ちなみにそのザンバランは約600g。そしてスポルティバのカラコルムHCは約900g。片足で約300gの違い。
ザンバランGTは見た目と違ってかなりハードに作られてて(かなり固いです)、足首までしっかりガードしてくれていたのでそれはそれで重宝して使ってました。でもちょっと固すぎというか、靴の中で少し足がずれてたんだと思いますが、下りの時に少し指が当たるんですよねぇ。
まぁ、こればっかりは仕方ないか。登山ショップでかなり試し履きして何度もチェックして買ったザンバランですが、足も普通の朝と夕方でサイズが違うってのはよく聞く話ですが、山に登るとさらに足は腫れ気味になって大きくなってるんじゃないかなと思います。
でも買ったのが2015年の9月なので2年ちょっとよく履きました。登山靴はだいたい3~5年って言われてますが、これは当然履く頻度によりますので。ザンバランも見ての通りソールはかなり減ってます。
当然ソールの張替もできますが、そもそも足がたまに当たって痛いですし、アッパーもこんな感じでちょこちょこ紐が切れてたりします。防水性は今のところは問題ないです。
これを機に引退ですね。
もう一つのラ・スポルティバのカラコルムHC。ライトアルパインって分類になるんだと思います。いわゆる冬靴ではないです。でもアッパーはペルワンガー社 2.8ミリ防水加工レザーになってます。少し古いモデルですね。店頭にはあまり並ばないのでマイナーかもしれません。
これを買ったのは2013年の11月。なので4年ちょっとです。
厳冬期って言っても私は3000m級の山には登りませんし、雪上テント泊もしないので冬はカラコルムHCでもいいかなと言う感じ。一応カラコルムHCはオールシーズン対応って事になってます。これもかなり履いたのでソールはだいぶ減ってますね。
4年ちょっとなので教科書的に言えばそろそろソールを張り替えるかしないといけない時期ですね。で、このカラコルムHCですが、やっぱり長く履いていると足が少し当たる時があるのと、アイゼンとの相性がイマイチってのがありました。
ライトアルパインなのでアイゼンとの相性は(特につま先)仕方ないのですが、そんなことを考えているうちにそろそろ靴を買い替えようかと。
ずいぶん前置き長くなりましたが、で、買ったのが、トランゴタワー GTXという訳です。チョーかっこいい!
スポルティバの靴でトランゴシリーズは有名ですが、そもそもトランゴでもいろいろあってまぁよく分からない。登山ショップで聞いてみました。簡単に言うと、重さの違いって感じですかね。重い軽いも人それぞれ好き嫌いがありますし。
トランゴだけでこんな。
トランゴ アルプ エボ GTX 725g 49,500円
トランゴ キューブ 675g 49,000円 GTX
トランゴ タワー GTX 700g 44,800円(Sエボの後継)
トランゴ S エボ GTX 700g 42,000円
トランゴ TRK GTX 590g 27,700円
検討したのはキューブとタワーです。Sエボは旧モデルですし、TRKはフニャフニャのハイキングシューズなので。アルプ エボもよさそうだったのですが、そういえばなんで試し履きしなかったんだろう?笑。(それは店員さんがお勧めしなかったから)
しかしほんとカッコいい!
この靴発売されたのが去年の今頃なのでまだ新しい靴です。トランゴ S エボ GTXの後継型モデルってこと。と言ってもトランゴ S エボもまだ売ってます。
トランゴシリーズを中心に何足か試し履きしてみてこれが一番履き心地がよかったです。後のアキレス腱のところはかなり溝が深くなっています。まだ試し履きですが歩きやすそうです。
持っているカラコルムHCと比べてみました。全然違いますね。でも補足するとカラコルムHCでも後ろは柔らかいので痛いとか歩きづらいとか感じたことはありません。
並べてみます。アキレス腱のところの溝もそうですが、トランゴのシェイプがカラコルムHCに比べてかなりフィットするようになってますね。
カラコルムHCは、冬靴ではないものの、2000m級以下の冬季にも使えるように高くなってます。
カラコルムHC。こうやって見るとソールはもう1,2分くらいしか残ってないですね。ライトアルパインは後ろにコバが付いていて12本アイゼンも付くのですが、どうしても歩きやすいようにこんなシェイプになってます。
折角なので3足並べてみました。カラコルムHCが少し大きめで、トランゴはザンバランと同じくらいに見えます。
こうやって見るとトランゴは軍用のブーツみたいにも見える気がします。
カラコルムHCはレザーだったので登山終わると、せっせとオイルでメンテナンスしてましたがこれからはそれもなくなりますね。楽ですがオイルを親指で塗る作業も嫌いじゃなかったのでちょっと寂しい感じもします。
まだ試し履きなんですが、早く履いてみたい!って感じる靴ですね。値段は高いです。たぶん冬靴を除くと一番高いラインじゃないかと思います。店員さんの話ではないですが、個人的には1回の登山で割ると100円とか200円とかの違いでしょうか。笑。
登山ショップは空いてる平日に行く方がいいと思います。混んでると店員さん捕まえるのが大変なので。
・できれば普段はいてる靴下を持っていく。
・両足のサイズを測定。私の場合左足が少し長くて幅広。でもそれほど広い訳でもないので一般的な登山靴であればだいたい合うみたい。
・サイズを探りながら4サイズくらい試し履き。足を前にずらして、かかと側に指一本するっと入るくらい。履くときはかかとをちゃんとつけてしっかり紐を結ぶ。
・少し歩いてみて感触をつかむ。