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北海道、大雪山を歩く!大雪山連峰の主峰、旭岳へ。間宮岳の周回で絶景づくし

      2021/09/21

そしていよいよ最終日です。当初の予定では天気がイマイチみたいだったので富良野を散策したりして帰宅しようかと考えてましたが、前日から天気はまずまずになってました!

であれば、大雪山連峰の最高峰である旭岳へ登っておきましょう!

旭岳は20年くらい前に初めて北海道をキャンプで回った時に登ってます。その頃は登山ではなく、観光です。1週間くらいキャンプで回っていると、特にすることがないので、買ってたガイドブックに沿って、雌阿寒岳と旭岳を登ってます。

もちろん、フツーの靴と普段着です。笑。

その後、そのまま登山にハマることになるのです。

当時、旭岳に登った時は、ガスで全くなにも見えない状態でしたので、ほとんど記憶もありません。今日はどんなもんでしょうか!?

富良野から大雪山旭岳ロープウェーまでだいたい1時間です。ロープウェーの始発が(土日は)6:00なので5:00頃にキャンプ場を出発しました。混んでるかどうか分かりませんが、帰りの飛行機もあるのでなるべく早めの行動です。

途中、きれいなお花畑がありました。

圧巻ですよねぇ。でもこんなお花畑は、車で走ってるとよくあります。ほんとすごくてスケールが違います。

ロープウェーに向かう途中、旭岳が見えました。ちゃんと山頂まで見えてますねぇ。今日は晴れではないですが、ガスでもないので、登るには合格点かな。

ロープウェーの駐車場は有料で500円です。でもその手前に無料の駐車場もあります。(すぐにいっぱいになると思います)今日は空いてましたが、なにせトイレ我慢してたので迷わず有料駐車場へ。2台目でした!

ふぅ、これで安心。笑。

そんなこんなでちょっと準備で時間がかかってしまい、始発の6:00は間に合わなかったのですが、次の6:15の便に乗ることができました。順調ですねぇ。

ロープウェーでは子供と並んで先頭ですよ。ワクワクします。ちょっとお高い(往復2900円)ですけどね。

前回の厳冬期以来です。姿見駅。

駅前にはさっそくお花畑が広がります。ではでは、スタートしましょう!旭岳まではコースタイムでだいたい3時間くらいです。

最初から目の前にどーんと旭岳です。あの一番上まで登ります。

駅周辺は観光地なので散策できるようにきれいになってますね。

歩いてすぐに姿見の池があります。噴煙で隠れてますが、旭岳がきれいに逆さで写ってます!

そこから少し歩くと噴気活動展望台があって、噴火口まで近づいてみることができます。

これみるとすごいですよね。まぁこれ系の山はたくさんあるので、昔までさかのぼって一番高い山はどれだ?なんて調べてる人いるのかな?

これくらい近くによることができます。

折角なのでアップで。十勝岳もそうですがすごいですよねぇ。火山活動。

目の前の旭岳にばかり目が行きますが、振り返るとこの絶景なんですねぇ。右端の建物がロープウェーの駅です。

あとはですねぇ、噴気を左にみながら、こういった道をひたすら歩いていきます。

上の方はこんなジェットバスみたいにものすごい勢いで噴出してます。

中腹まで歩いてきました。山頂方面。北海道で一番高い山で2291m。もちろん活火山です。

ただひたすら歩くのみ。きついです。

登る右側に雲の中から山が見えてきました。幻想的ですねぇ。方向と地図を合わせると大雪山なのかな?

右にも見えます。トムラウシ?ちょっと自信がありません。十勝岳?

だいぶ登ってきたかと思いますが、まだ八合目でした。

コケがきれい。もう少し頑張ります。

切れ落ちてるって程大げさじゃないですが、左側はずっとこんな感じ。

歩いてるうちにだいぶ雲が取れてきました。天気予報通りです。もともと雨予報だったので回復してよかった~。

山の名前が分からないのがちょっと悔しいですが、綺麗ですねぇ。ん?あ、十勝岳か。右は。ということは左はトムラウシ?

ようやく9合目を通過。ここから一気に山頂まで登ります。

山頂直下に巨大な岩があります。地図みると、金庫岩ってあります。

無事、旭岳。2291m。姿見駅から1時間30分。コースタイムが約3時間なのでちょっと飛ばし過ぎた?たぶんずっと同じ景色なので早くなっちゃうんでしょうね。前回は真っ白でしたが、今回は少し曇ってはいるもののガスもなく全景が見れます!

登ってきたロープウェー側を見てみます。うひょー。すんごい。

でもですねぇ、反対側の絶景が大変なことになってました。安足間岳(あんたろまだけ)2191m、比布岳(ひっぷだけ)2197m

手前が熊ヶ岳(登れません)でその後ろは間宮岳、左は北鎮岳(ほくちんだけ)。北鎮岳は北海道2位。

でなんとも言えない黒岳方面の絶景!

いやいやすごい。感動です。で、そうなれば・・・、歩きたいですよねぇ。行っちゃいましょう!

これが後旭岳。

ちょっと難所が、旭岳から下るルート。むちゃくちゃ急で滑る。こけないように慎重に行きます。

下るとお花畑が広がってます。チングルマもいろんなところで群生してますが、この密度はすごいな!

キキョウも。

雪解け水。貴重な水場ですね。

そして後ろからの旭岳。北海道最高峰!

で右下がキャンプ指定地です。なーんにもありません。私は山小屋で管理されているテント場でしかテン泊したことがないのですが、これはすごい!二人並んでるのは外人の方でした。山頂ですれ違ったパーティーの方もここでキャンプしたって言ってました。泊まりたい。ほんと。(やっぱトイレはテントの中でするんでしょうね・・・)

来年の目標ですね。ここに泊まりたいです。

なんか独特の雰囲気なんですよねぇ。デカいって言うか。アルプスとも違った感覚がとっても楽しいです。

熊ヶ岳を横にみながら荒井岳方面へ進みます。

熊ヶ岳の裏まで回りました。

ここからは平坦な道ですね。

分岐まできました。一応歩いてすぐに荒井岳があるのでちょっと歩いてみることに。

GPSで見る限りここが荒井岳。山頂標識とかはなかったです。

そして黒岳まで続く縦走路が見えます。最初は旭岳から黒岳を周回縦走しようと思ってました。20kmくらいかな?今日は時間がないので無理ですねぇ。

あ、飛行機の時間考えると、あれ?周回してよかったんだっけ?笑。下山して食事して、温泉入って、千歳空港まで高速で移動して・・、1時間前に到着して・・・・。あ、厳しい!?どうしよ。

なんて考えながら、荒井岳までくると御鉢平がこんな感じで見えます。すごいですよ、この絶景は。

では、あ、これは双六でみた景色!

無事、間宮岳です。ちょうど中間地点かな。

さてさて、下山します。

もう一回、御鉢平を目に焼き付けます!

のんきに歩いてるわけにはいかないので、中岳分岐からちょっとペースを上げて歩きます!

しかし、紅葉が進んでます。きれいでやっぱり写真撮らないといけません!

すごい存在感です。次回はこちらを含めて周回してもいいかもしれません。

こういつまでも歩いていたいトレイルです。傾斜も緩いので楽に歩くことができます。こっちから登ってる人も結構いましたね~。

中岳温泉

で温泉が見えてきました。野天です。中岳温泉。あ、先客がいますね。

いや~、お湯加減完璧!きもちいい。入りたかったんですが、先客は女子だったので今回はNGです。

9月、もう紅葉の時期です。紅葉みにもう一回来たいかな。でも贅沢だなぁ・・・。

しかしほんと飽きさせない。ここからは湿原が広がります。尾瀬ですね。

上に見えているのは旭岳。3/4回ってきた感じです。気持ちいいです。

で、もうここからはず~とこれでもかって言うくらいチングルマの群生!ほんとこれでもかってくらいず~と続きます。

ミヤマリンドウ。

これがずっとつづく。チングルマの群生。これ咲いてたらとんでもないことになってます。なにせ日本最大じゃないかと言われているくらいなのも納得です。

木道を整備されてました。ありがとうございます。ほんとに大変ですよね。こうやって絶景見ながら歩けることに感謝です。

アイヌの人は大雪山を「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と呼んでたそうです。こういう風景ってそう見えますねぇ。

ちょっと明るくとんでますがリンドウの群生。

結構長いルートです。途中から飛行機の時間が気になって仕方ありません。ようやくロープウェーの駅が見えてきました。

しかしここもリンドウがすごいんですよねぇ。

夫婦池かな。ボチボチ観光客の中に戻ってきました。

いや、旭岳は周回するのが超おすすめですね。ほんとなんてことなんでしょう。3山くらい登ったかのような充実感です。

楽しかった~。でも途中からちょっとペース上げすぎました。走ってませんが、8時間のところ4時間ちょいでした。笑。次回はちゃんと時間に余裕をもって歩こう!笑。

ちなみに大雪山は天気が急変して夏でも低体温症で死亡者がでるくらいなのでみなさんお気をつけて。

時間 4:23(休憩含む活動時間) 
距離 13.13km 
獲得標高 883m
※参考CT 7:54

4日間のキャンプ北海道の旅、山尽くしでした。歩き尽した感もありますが、各日はそれほどハードな山行ではないので余裕がありますね。プールで体力つけててよかったです。

次はどこ行こうかなぁ。



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