いざ!伊豆大島へ(その1)マウンテンバイクScott Scale710plusのシェイクダウン!
2021/04/06
ヤビツ峠から戻ってきて、さぁ、どうするか。なんて、実は伊豆大島へ行く予定でフェリー予約してました。
って言うのもゴールデンウィークは混むからってことで特に出かける予定はなかったんですが、知り合いが伊豆大島へ旅行へ行ってて、その絶景ぶりをずっと聞いていたので、じゃ、俺も行ってみるかってことになりました。一緒に行く人はいないのでソロで船旅です。寂しがりやの私は緊張気味です。笑。
知り合いは府中から飛行機で行ってきたんですが、揺れ方が半端なく、ジェットコースターのあのフワッって浮き上がるいやな感じが続くって聞いていたので、飛行機はパス。(というか自転車積めません。笑)
まぁ、最初からフェリーで。ただ、自転車をどうするか?フェリーは横浜~大島まで就航してますので、パジェロでScott積んで大さん橋まで行けばいいんですけど、私は輪行やったことがありません。大型船だと輪行袋に入れれば無料で持ち込みできるみたいなので、いよいよ輪行初挑戦か!と輪行袋をチェックしてました。
でもScott結構でかいです。27.5なんですが、外径は29erと同じくらいらしいのでそうすると輪行袋もMTBの29erが入るサイズじゃないとダメってこと?
と考えてて、う~ん、どうも裸で(そのままで)持ち込めるみたいなので、自転車はそのままにしました。1500円(片道)です。高くも安くもなくですね。
ちょっとヤビツ峠の疲れも残ってますが、せっかくなので伊豆大島へ行ってみましょう!
先に行っていた知り合いからいろいろアドバイスもらっていて、食べるところがほとんどないってことなので、朝食と夕食を買い込んで行こう!と思ってたんですが・・・。
ちょうどタイミングが悪かったのか、コンビニ3件回りましたが、おにぎりとかほとんどありません。まじか?ぎりぎり小さ目のおにぎり3個セット+巻物1コ。あとは補給食。これでなんとかなるかどうか。
大さん橋からフェリー
大さん橋のフェリー乗り場の1Fが駐車場になってます。結構アクセスはいいです。ちなみに駐車場料金は24時間以内で2000円なんですが、フェリー乗り場で割引受けられて、半額の1000円になります。あんまり知っている人いないかもしれません。フェリー乗り場はすげーきれいです。
自転車は50分前には預けるようにって聞いていたんで、ちょっと早めに到着しました。自転車は受付で言えばその横から預けられます。預ける時に1500円払います。
フェリー乗り場の上がちょっとした公園みたいになっていて、いやいや、カップルだらけ。ちょっと薄暗い感じなのでいいんですね!おじさん一人で夜景を撮りました。
アナウンスがあって、フェリー乗り場へ。今日お世話になる船が到着なんですが、
預けた自転車はあの青いコンテナで運ばれます。中で倒れないように紐でしばられてます。
横浜港は23:30発で大島へ6:00着です。就寝時間は24:10で、5:30には放送で起こされるので、すぐに準備してぐっすり寝れれば正味5時間ってところです。
私はチケット取るのが遅かったので、かつ、行きはベットで寝たかったので特1等しか開いてませんでした。インターネットで予約すると割引になります。2等なのか場所がなくてデッキで寝てる人も居ました・・・。
せっかくベットにしましたが、どうも苦手なのでちょこちょこ夜中目が覚めてしまいかなり寝不足気味です。
伊豆大島、岡田港
でも船っていいですね。到着する時とかはみんなデッキへ出て景色を並んでみてますが、なんか旅してるって雰囲気になります。無事伊豆大島の岡田港へ到着です。定時ピッタリです。
伊豆大島は岡田港と元町港があってフェリーはどちらかに着いて、どちらからか出港します。風とかの影響があるみたいで都度変わるようです。
それにしても天気はいいです。
降りてすぐにコンテナから自転車が運ばれてきますので、半券のチケットを渡して引き換えです。かなり楽ちんです。ロードバイクの輪行袋は結構多いです。だいたい釣り客、自転車、観光がそれぞれ3割って感じでしょうかね。
朝飯も食べずにまずはScottにまたがってスタートします。慣れない、重い。う~ん、今日はオフロードのダート道はないのでそうそうにロードバイクの方がよかった?って思いも。
でも気にせず進みましょう。岡田港から時計回りに進みます。いきなりの登りです。
朝のにおいがするような景色の中、新しいScottで快適に進みます。Scottにはサイクルコンピュータつけていないので、今日のログは先日購入したGARMIN ForAthlete235Jでとります。歩くことも多いのでちょうどいいかもしれません。
町はまだ眠ってますね。人も車もいない中、静かにちゃりちゃり進みます。
たまたま石垣の間の階段に向かい合わせで育ったの?いや~、他の人のブログとかでみてましたが、すごいですね。
階段上ってみましたが、特に何もありません。フツーの生活通路みたいです。
そんなこんなで進んでいくと、同じフェリーに乗っていた自転車の人たちと重なって進みます。ロードバイク以外でもマウンテン、クロス、ミニベロいろいろですね。それぞれ楽しんでるって感じです。いや~いいなぁこういうのも。
伊豆大島は椿が多いみたいで椿油とかも作ってるみたい。季節違いですが、椿公園があったのでそこで朝食にしました。
なんともホッコリ。それにしてもScottのタイヤは迫力です。
フロントギア1枚にあこがれて買いましたが、たぶんフツーは2枚のほうがいいと思います。笑。結構ギアガチャガチャやるのが大変です。まだ慣れてないのもあるんだと思いますが、日本のトレイルは2枚がいいってコメントもありましたし。でもこのSramのコンポは2段3段同時にシフトできるのでそれはそれでいいですね。
大島は岡田港から時計回りに回ると最初はずっと登ります。で今日は知り合いからもおすすめされていた表砂漠ルートへ挑戦です。
まずは、大島公園のところから、「あじさいレインボーラインルート」を使ってヒルクライム。三原山山頂口を目指すルートですが、結構ありました・・・。
距離にして10.2km。ロードでは問題ないですけど、マウンテンバイクですし、今回は登山用ザックで結構な荷物背負ってます・・・。あ~、荷物少なくすればよかった・・・。
と、
あじさいの季節前ですけど、
大島のサクラ株
全体はこれ。左の支柱で支えられているところまで全部一本みたいです。これはすごいね。でも桜咲いてないけど。笑。
三原山山頂口までのヒルクライム
誰もいません。この先、三原山下山してくるまで誰とも会わずです。静かです。
車だと気づかないかもしれません。眼鏡橋がひっそり道路脇にありました。
結構ながいな。というかマウテンバイクでオンロードのヒルクライムはちょっと苦手?初日なので慣れていないのか、Scottの太いタイヤのせいか、
たぶん、前日のヤビツ峠の疲れ、寝不足、マウンテンバイクのシェイクダウンってのが重なってヒルクライムがほんとしんどいっす。
こっから裏砂漠を伝って、マウンテンバイクで月と砂漠ラインへ抜けるルートを紹介しているサイトもあったので、念のため観光協会へ事前に確認しておきました。
禁止でした。車両(当たり前ですがこれは自転車も含むとのこと)は通行禁止なので入れません。徒歩はOKです。知らずに入ってるんだと思いますが、禁止と聞いたのであきらめてそのまままっすぐに三原山山頂口を目指します。
もうヒルクライムなんて嫌だ~。と思いながらすすむと牧場があって馬さんがいました。平常心ですな。
いや~そこからが絶景でした。すんごいきれい!登っててよかった!
これがあるからやっぱりやめられないっすねぇ。だ~れもいないルートをひとりで朝からちゃりちゃり。マウンテンバイクのスローな感じですすむのも悪くないです。
展望台から三原山見えました。島のとこからでも見えますが、近くに来るとほんと雄大です。
そんなに下調べしていなかったので、このルートが10kmあるなんて。登山口が555mらしく、大島公園がだいたい100mなのでちょうど450mのヒルクライムですね。なので斜度はそれほどでもありません。
長いのでつづく。