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GREGORY バルトロ65を買ってからのテント泊装備まとめ。ファイントラックのポリゴンネスト4×3とか。

      2020/12/11

テント山行に行きたいって思いつつ、数年前からタイミングを伺ってましたが、なかなか時間を確保することが難しかったので、ずっと日帰り山行になってました。が、ようやく今年17年ぶりに再デビューすることができました。

で、ちょっとそのまとめ。

グレゴリー バルトロ65

最初はザックを新調しようってことでいろいろ悩みましたが、最終的に一番人気のGREGORY バルトロ65にしました。75もありますが、なるべく装備を最小限(=軽く)したいですし、最近の登山用品は小型軽量化が進んでいるので、夏山テント泊であれば65Lで十分だろうと想定してです。

ザックの話になると長いのですが、考えていたのはこんな条件。

フロントアクセスで、ザックの中をど~んと開けられる。これはパッキングが苦手な人にとっては重宝します。
2気室。最後に濡れたテントをまとめてど~んと格納したいので。ちなみにバルトロは仕切りがあるだけの簡易的なものなので1気室にもできます。
ハイドレーション対応。これはもうほとんどのザックが対応してますね。
アタックザックが付属。ほとんど使わないですが、あると便利なので。
レインカバー付属。追加で買わなくていいので。

最終的にいくつか候補を決めていましたが、なんで一番高い・・・バルトロにしたかと言うと、一言、「背負い心地」ですね。縦走で何十時間も一緒に過ごすザックなのでこれが一番重要です。店で背負ってみて、よく紹介されている通り、背中にぴたって感じがほんとすごかった。高いので買うつもりなかったんですけど、一瞬で惚れてしまいました。それくらい背負い心地がいい。

難点は自立がなかなかできないこと。テントしまう時や、電車の移動、ちょっと休憩の時とかはやっぱり自立した方が便利なんですけどね。

縦走まだ2回しかしていないですが、満足度は高いです。山で他の人と被りますけど。笑

一泊二日の荷物

何をもっていくかってのは人によってバラバラだと思います。私は少しでも楽したい=ちょっと先のテン場まで歩ければもっと楽しいってことでできるだけ軽量化したい派です。

なので、

・食料は基本ドライフードかラーメン。
・今回からなるべく山小屋のランチを活用
・着替え等最小限

にしてます。カメラは一応、ミラーレス一眼のOLYMPUS OM-D EM-1なんですが、レンズは割り切って望遠1本のみです。笑。

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIで、防塵防水の優れもの。14mm-(35mm換算で28mm)ってのでちょっと画角が足りないなぁと思うことは多々ありますが、割り切ってます。望遠側は150mm(換算300mm)あるので、遠望や、花を遠くから撮る時には便利です。F4.0~でちょっと暗い。

というか、広角レンズは、バルトロ65と、次にでてくるシュラフ買うために売却しました。笑。

よく雑誌とかでやってるやつのように並べてみました。これが初回、鷲羽、双六縦走の時の装備です。ザック以外はほぼ20年前に買ったものです。

テントはアライテントのエアライズ2。うれしいことにまだ現役で売られています。(ちょっと改良されているかもしれませんがほぼ同じ)

シュラフは、モンベルのバロウバック#4。

この装備で約11kgです。これに心配性なので出発前に少し衣類を追加して、水2L、おつまみなどを買い足せば、たいだい15Kgを切る位。

一泊二日の装備です。まぁ、こんなもんでしょうか。

テントマット SPACE ALL WEATHER BLANKET

一泊二日の北アルプス縦走をして、要は65Lではちょっと小さいって感じちゃいました。なので荷物の原料をすることに。

まずはかさばるテントマットです。

テントを設営する時に、グランドシートを敷いて、そのうえにテントを設営しますが、テントの中にしくようのマットです。これをSPACE ALL WEATHER BLANKETにしてみました。

これをグランドシートのように使う方もいるみたいですが、私の場合は中に敷いてみました。緊急用のエマージェンシーシートとしても使えそうです。

重さはたいした減量にはなりませんが、容量がこんなに違います。

2mmのシートの方が、テント下の石とかゴツゴツが気になりませんが、寝るのはマットの上なので特に気になりません。薬師岳~の縦走で五色ヶ原キャンプ場ではテントが水たまりに浮いてる状態になりましたが、ちゃんと防水してました。マットの下は少し漏水してましたけど。笑。

シュラフ ファイントラックのポリゴンネスト4×3

ちょっと躊躇しながら最終的に買ったのが、シュラフです。モンベルのバロウバック#4(今は売られていないかもしれません)は、約1.2kgあります。デカいですし、重い。
これはテント縦走する時、同じく20年前に買ったものです。その後オートキャンプでも重宝しましたけど、ねぇ。

通常は軽くて暖かいシュラフとなると、ダウンになるのですが、水に弱いのでシュラフカバーも買わないといけないなど、なかなか踏み切れませんでした。

で見つけたのが、ファイントラックのポリゴンネストっていうもの。これは画期的でファインポリゴンという素材を使っていて

・水に強い
・小さい
・軽い

というシュラフに求められる3つをすべて満たしている優れものです。でもちょっと高い。薬師岳~の縦走は2泊3日の予定だったので衣類と食事の量が増えてしまいます。なのでどうしてもスペースを確保する必要があり、購入に踏み切りました!

結構というかかなり体積が違いますよね?ザックの容量削減に貢献です。

買ったのはポリゴンネスト®4×3。6×4と最後まで悩みましたが、夏山限定を覚悟して軽さを求めてしまいました。

買って正解だと思います。スペースは半分以下(もともとのバロウバック#4なんてのを使ってるのがイマイチだったんですけどね)、軽さも450gで、約1/3まで減量です。

いきなり五色ヶ原キャンプ場での雷雨に見舞われてしまったのでこの時ダウンだとちょっと気が気じゃなかったと思います。ポリゴネストなので、安心して雷雨の中でもぐっすり寝れました。暖かさは人それぞれですが、私的にはフツーでしょうか。夏山3000m級でぎりぎりって感じです。Tシャツ、長Tシャツ、フリース着て寝てます。

メーカーのタグから

超軽量・コンパクト
綿でないファインポリゴンが優れた保温効率を発揮して、超軽量、コンパクトになります。
メンテナンスが容易
濡れてもだまにならず、片寄りも起こらないとのこと。
水濡れに強く、優れた速乾性
ダウンや化繊綿などの保温素材に比べ圧倒的に早く乾くとのこと。濡れても保温性の低下も抑えられる。

一応、これで一通り揃いました。工夫している点って少ないですが、ヘッデンも割り切って1つ(+予備電池)、ガス燃料も1つ、バーナーはスノーピークの地。(←これも20年ずっと使ってます)

いつもランタンのスノーピークの天も持って行っていましたが、前回の薬師岳~はヘッデンのみにしました。ソロだと要らないし。

2泊3日装備で重量計ったら、ほぼ同じ12kgに抑えることができました。(水、おつまみなし)

私の体力的には15kg程度が現状限界だと思うのでちょうどいい感じかな。本当は、おいしい食材とか持って行きたいってのはありますけどねぇ。

登山靴 ザンバラン パスビオGT

登山靴は、ザンバランを履いてます。最初はちょっと靴擦れがしてしばらくスポルティバのカラコルムHCばかり履いてましたが、靴ひもを少し緩めにすることで解消しました。

ソールは結構固いです。(靴全体が固めです)なので軽登山靴の部類に入ると思いますが、岩場でも安定して歩けますし、ソールもビブラムで滑りにくいです。ほんと今はすごく信頼して歩けます。防水面も全く問題なし。水の中でもバシャバシャ歩きます。

やっぱり重い荷物背負って、岩場で信頼できるってのが楽ですね。

どちらかというと、山旅っぽく遠くまで歩いていくスタイルがお気に入りのこのごろです。



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