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これで男前な山男になれるのか?日本三大急登の黒戸尾根を制して、名峰、甲斐駒ケ岳へ。

      2018/05/03

梅雨もじっと我慢していると晴れ間ものぞくものですね。日曜、月曜が晴れの予報です。その後もしばらく天気が崩れそうで、今年の梅雨はしっかり降ってますねぇ。

月曜日に合わせて、どこかいい山へ行けないかと考えていて、候補はいくつかありました。北アルプスだと、前泊しないと家から4時間以上かかるので間に合いません。日曜日、かみさんとディープな町田を探索していて、ついつい、夕方から焼き鳥屋さんに入ってしまいました。おいしいレバーを頂きながらここで翌日は早朝出発となりました。

早朝発だと近場になるのですが、北アルプス以外でいくつか考えて、

・夜叉人峠から鳳凰三山
・北沢峠から甲斐駒ケ岳、または仙丈ケ岳

か?鳳凰三山は去年末に地蔵岳を青木鉱泉から登っていて、ちょっとまだ時間を置きたいところ。

北沢峠から甲斐駒ケ岳の場合、バスで北沢峠まで約1時間。う~ん、平日なのでバスの時間も遅くて始発でも9:00着、最終が16:00。7時間あれば登れますが、バスに乗るのが嫌なのと(笑)、出発が9時と遅いのもちょっとイマイチ。

そうであれば、

・黒戸尾根から甲斐駒ケ岳

でどうか?

先週は扇沢から鹿島槍ヶ岳をピストンしました。GARMINによると獲得標高さが2325mってことです。じゃいけるかも?なんて。

甲斐駒ケ岳は、言わずと知れた日本百名山です。故深田久弥によると「甲斐駒ヶ岳は名峰である。日本の十名山を選ぶならこの山は落とさないだろう」というくらいなので日本十名山があれば入っていたんでしょうね。名峰です。

2967mと駒ヶ岳と名の付く山で最も標高が高く、

甲斐駒ケ岳は北沢峠からの登頂ルートがメジャーですが、登山道は伝統的には東側の黒戸尾根をたどるコースが使われていたということもあります。でもこの黒戸尾根、日本三大急登の1つで、標高差が2300mくらいあるので間違いなく体力的には最難関のコースの1つだと思います。でも最近は結構賑わってるという噂です。

他の方のログをみると(トレランの人は走るので参考になりません・・・)だいたい10時間あれば登れそう。じゃ、出発は4:30を想定しておきます。

前日、9時前には準備して就寝です。でもちょっと緊張して12時過ぎに起きてしまいました。う~ん、もしかしたら膝が痛いかも?体調は?う~ん、ビビりなのでちょっと緊張です。うつらうつらしていてはっと起きると3時前でした。

いかんいかんってことで準備してすぐに出発です。

朝、登山口へ行く途中、今日もいい天気みたいです。甲斐駒ケ岳もきれいに見えますが、いかんせん、眼前尾根を登るっていうことなんでさすが標高差2300mをまじかでみるとビビります。

ちなみに、今日はJINSで買ったサングラスを試します。なんでもトレッキング用のレンズ(茶色系)がって、山がきれいに見えるってことらしい。(結果:ほぼ樹林帯を行くのでサングラスは山頂付近までいらないですね。でも安くていい感じなのでおすすめです。)

登山口の駒ケ岳神社市営駐車場には5時に到着。トイレもあります。ちょっとびっくりですが、平日月曜ですが、すでに20台位埋まっています。やっぱり人気なんですねぇ。

黒戸尾根は、私は今回初挑戦ですが、やっぱりずっと気になっていたというか、体力つけてここを登りたいって思っていましたので、今日はようやく念願叶っての登山です。体力づくりもやっていたのでここで自信がついたって感じです。

でも膝が少し心配です。先週の鹿島槍ヶ岳では最後の下りで膝痛が出てしまいました。もう回復していますが、膝痛がでると結構大変なので・・・。

あこがれの黒戸尾根からの甲斐駒ケ岳。間違いなく、日本で一番メジャーな難関ルートへ挑戦です。

駐車場脇の未舗装林道を歩いていくと竹宇駒ケ岳神社が見えてきます。

ここから黒戸尾根を使って甲斐駒ケ岳行くのが表参道。昔から使われている登山道ですね。

神社左となりに入り口があります。

この吊り橋、店員5名となっていますが、しっかり作られています。多少揺れますが、ビビりな私でも問題ありません。

尾白川の音を聞きながら進みます。

5時過ぎですが、すっかり明るいです。一年で一番日の長い時期ですからねぇ。気持ちいいですねぇ。

ずっと樹林帯ってことだったので急がずしっかり登っていきましょう。

先に書いておくと、登山道は知る限り1,2を争うくらい気持ちいいです。あくまで個人の感想ですが、私は階段や石畳がちょっと苦手なんで、ずっとフカフカの絨毯の上を歩くようなトレイルは歩きやすいですし、下りも問題なく膝にも優しく歩けると思います。なので、トレランの人も多いのかな?下りは走って・・なんてのも聞きますし。

1時間ちょっとで笹の平分岐です。コースタイムで2:30のところなので、ちょうど50%ってところでしょうか。登りは結構きついです。でも緩やかな斜面ときつい斜面が交互に出てくる感じなのでペースは掴みやすいかな。ここから7時間ってのは気にせず、CTの50%のペースを維持できれば5時間で登れそうです。

笹の平分岐を超えて、八丁登りに入ると、さすが修行の道、石碑がちょこちょこ出てきます。登山道はまだ優しい感じです。

展望はほとんどないですが、時折ちらっと見えるこれが限界。でも雲海が広がってます。

ソロ登山がほとんどです。こんなトレイルをもくもくと歩いているときって何考えてるんでしょうね。

南アルプスもすっかり夏です。

と思いながら歩いてると、地蔵岳ですね。鳳凰三山

と見てると、隣には富士山がきれいに見えます。

なんだかホッコリしながら、歩いていきます。笹の平分岐から約1時間で最初の難所?刃渡りです。

冬で凍結していると嫌な感じですが、それほど難しくもありません。左は切れ落ちてます。右は急斜面ですね。でも歩くスペースが広くて、しっかりした鎖があるので安心です。

で振り返ると、この八ヶ岳。

修験者はこんな景色を見てたんですねぇ。昔も今も変わらないでしょうから。

左はこんな感じで切れ落ちてます。ちょっと怖く書いてますが、それほどでもないです。でも慎重に歩きましょう。

刃渡りを超えると、名物の梯子が少しづつでてきます。

あと鎖ですね。

梯子も鎖もまだそれほどでもないです。刃渡りを超えて少し歩くと、刀利天狗があります。石碑と2基の祠が祀ってあります。黒戸尾根は270年ほど前に拓かれた登拝道らしいのでこんなものが随所にあります。刀利天狗が既に2000m超えているのでもう一山登った感じですね。

刀利天狗を超えるといい感じなトレイルが続きます。

新芽がきれい

ただの切り株なんですが、なんかパワーを感じます。

途中、地図だと黒戸山があるんですが、巻いているので山頂は通りません。そのまま五合目小屋跡へ。

う~ん、いい感じ。あそこまで登ります。

五合目の小屋跡ですね。今日は潔く14-150の望遠しか持ってきていないので画角が足りずに全容が入りませんが、ちょっといい感じの迫力があります。

ここの右を通りますが、

ここからさらに修験者の参道の雰囲気が

そういえばここまでほとんど花に巡り合ってませんね。

イワカガミですが、鋸歯の数がすくないからヒメイワカガミかな?

さ、いよいよでしょうか。五合目からはガラッとイメージが変わります。

斜度もどんどんきつくなって、梯子も連続します。ほとんどすべての梯子はロープまたは鎖が横に通してありますので安心です。登山道はかなり整備されていると思います。

なんだかとっても夏山の気分。標高差は激しいですが、ずっと樹林帯の中なので日差しがなく体力温存できます。その意味では先週の扇沢から鹿島槍より楽かもしれません。

こういう谷も古いはしごの上の新しい梯子がかけてあって、結構しっかりしてますね。

不動岩?

を超えると、梯子的を超えて、

刃渡り(ナイフリッジ)よりこっちの方が大変でしょ。足の置き場を考えて登ります。次から次にでてくるアスレチックをこなして歩いている感じ。笑。

梯子登ると噂の七丈小屋です。

水は100円。出ていないときもあるそうです。今日は水2L持ってきてます。

さぁ、いよいよ。第二小屋を超えて進みます。ここまで4時間弱かな?

でもさすが夏山です。すんごい勢いでガスが登ってきます。

ヨツバシオガマ

う~ん、せっかくいい天気だったのに&朝早くでたのに・・。でもガスでも仕方ないですね。麓と山頂で天気が全然違うなんていつものことですし。

なんて動揺しつつ気にしないようにして進みます。

八合目御来迎場を目指して。ここらへんからちょっと疲れが出始めて、足取りが重くなってきます。

登りもきつくなってきます。

山頂方面はすっかりガスの中で見えません。涙。

ようやく着きました。ガスってますが、先へ。相変わらず休憩なしで歩きます。完全に性格です。

しかし眼前にそびえるこの岩峰。これを超えるのか?

疲れてくると花の写真を撮るのが多くなります。イワカガミはずっと山頂付近まで咲いてますね。この時期の定番です。

やっぱり岸壁を登るような鎖場の連続です。一瞬、うぅってなりますが、ご年配の方も登れます。(登ってました)経験者同行があれば問題なく。

足の置き場を慎重に選びましょう。

ここが少しめんどくさいかな。

でもどんどん難易度が高くなっていく鎖場をソロで歩いてるとちょっと不安になりますね。

早くガスがはれるといいんですが。すんごい勢いでガスが動いているので晴れると信じて登ります。

イルカ。

予想通り晴れ間が

やった。

しかし斜面急だぜ!

もう山頂は目の前。

ガスがイイ感じで山頂を演出してくれます。

山頂手前に本社があります。

いや~、仙丈ケ岳。みごと

そして無事山頂。ちょうど5時間かかりました。結構疲れましたね。

ただ、晴れてるのは山頂のみで鳳凰三山、八ヶ岳方面はすっかりガスの中です。

やっぱり夏山にガスは似合いますねぇ。

少し山頂で休憩です。小屋泊まりの人も入れると山頂は20人位でしょうか。黒戸経由の方がたぶん5,6人って感じです。最難関って言いながら結構登る方多いと思います。樹林帯が大半なので標高差程きつくはないかもしれませんが、後半の梯子と鎖場は慣れが必要だと思います。でも楽しいですけどね。

では下山しましょう。

登りはちょっとビビり気味だった鎖場も下りは2回目なので問題ありません。

これが小屋超えてのところの垂直の梯子。鎖も横にあります。

補給食はおにぎり2個、菓子パン2個、ゼリー系栄養ドリンク2本。全部消費しました。1時間ごとに空腹感感じます。残りカロリーメイト2本しかなかったのでもう少し多めに持って行った方がイイかもしれません。水は2Lでちょうどいい感じです。

時間 8:45(休憩も含む活動時間)
距離 21.50km
獲得標高 2351m
※参考CT 14:40(登り9:10、下り5:30)

By GARMIN 235J

8:45分。休憩のぞくと8:30って感じでしょうか。10時間位を想定していたのでだいぶいい山歩きができました。

やっぱりずっと憧れてきた日本三大急登でも一番きついと言われている黒戸尾根を登り切ったって言うので自信がついたのと、達成感ひとしおです。楽しかった~。



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