やりたいことをぜんぶやろう!気ままな人生

「人間一生、物見遊山」そんな生き方をしてみたい。

 

大雪渓で男を磨け!白馬岳、残雪期登山で北アルプスを日帰り満喫。

      2020/12/11

もやもやしているときは山に登るのが一番いいです。長い距離をもくもくと登って降りるんですけど、自然の景色を見ながら無心になれます。

登山人口が増えたって言っても回りで山に登ってる人に会うのは稀で、やっぱり身近に会った人と話すと、へぇ~。って感じですね。なんで登るの?って質問もよくされますし。でも山も登るだけですけど、自転車もこぐだけ、マラソンは走るだけ、ゴルフはボールを穴に入れるだけ。まぁそんな質問されても困りますよねぇ。

それぞれいいところ一杯ですけど、私は自然がやっぱり好きなので好きなところとじっくり向き合える登山はやっぱり観光として景勝地いって写真撮って帰るよりも本当にリフレッシュできるんですよねぇ。

ってところで、土曜日は晴れ!って予報です。この梅雨の合間の晴れの予報はとっても貴重ですよね。でいろいろ考えて、最初は那須岳、磐梯山とか東北方面に行こうかと考えてましたが、唐松岳なんかもよさそうかなと。

この時期アルプスはまだシーズン前なので定期バスやロープウェイがまだ動いていないところが多いです。そうするとちょっとアクセスが悪くなるので、要は空いてます!ほんとに人気の山でも静かな山歩きが楽しめる唯一のシーズンですね。

唐松岳も下から歩いてもいいですし、黒菱はリフト動いています。でもちょっと物足りないかなってことで、今回は白馬岳に行くことにしました。猿倉から日帰りです。

猿倉荘は標高1230mで、白馬岳が2932mなので標高差は1700m。去年登った南アルプスの地蔵岳とほぼ同じです。日帰りで1700m登って降りると結構登りごたえがあるのでこちらで決定。

白馬はちょっと遠いので、プランとしては金曜日に白馬へ行って八方温泉へ前泊して、早朝から狙います。

しかし移動する金曜日もすんごいいい天気です。諏訪湖SAからの諏訪湖。

高速は安曇野で降りて、一般道で白馬まで行かないといけません。アクセスはあまりよくないですけど、途中ののどかな景色がまたこれいい感じです。ちょうど田植えの時期でなんだかほっこりします。

無事ホテルへ着いて、チェックインすると、ホテルの方が、「すんごい珍しいですけど、今日はお客さんのみなんです」って。え?貸し切り?「そうなんですか?」「そうなんです。」

4.5帖の和室に私一人の宿泊ですがちょっと申し訳ないと思いつつ、温泉を堪能します。源泉かけ流しの白馬八方温泉露天です。誰もいない中の~んびりつからせてもらいました。

風呂からあがって、ホテルの窓からちょうど白馬岳が見えます。山の名前もほんといろいろですけど、白馬はほんとピッタリですよね。梅雨入りシーズンでもこの山だけが、真っ白で大迫力です。車で走ってても圧倒的な存在感でほんと目を奪われてしまいます。少しガスってますが、夕日に沈む白馬もいいもんです。

さて、いよいよ朝になって4時過ぎにホテルを出発します。ホテルから猿倉は20分かからない距離なので朝までゆっくり寝れました。途中の川沿いから白馬が見えます。今日は予報通りいい天気になりそうです。

駐車場は猿倉荘のちょっととなりにあります。すでに車中泊の方などで10台くらいでしょうか。駐車場からもばっちり山が見えて、燃えてきます。

今日の準備です。白馬岳は大雪渓で有名ですが、この残雪期でも結構雪が残ってるので、12本アイゼン、ピッケルは必須です。で、私はあまり使いませんが、落石が多くて有名なので今回はヘルメットまで準備して行きます!

登ってるとだいたいみなさん同じ装備です。1,2割の人はやっぱりちょっと準備不足かなぁって感じ。

そしてカメラですけど、花とライチョウの写真を撮りたいと思っていたので今日は望遠メインで。でも広大な写真、特に大雪渓を迫力つけて撮りたいのでってことで広角。でも重いので標準レンズはおいて
7-14mm(35mm換算で14-28m)の広角レンズと、14-150m(35mm換算で28m-300m)の2本で行きます。一応これで7-150までカバーできます。

駐車場はこんな感じ。

人気の白馬岳は、山小屋が充実していて山頂直下にも2つありますのですんごい行列になります。今日はシーズン前なので楽しみです。

5時過ぎ出発です。

駐車場から1分歩いて猿倉荘です。まだひっそりといてます。外来用のきれーな水洗トイレもあります。100円。

左脇から登ります。いや~楽しみだなぁ。

ほんの少し歩くと林道にでます。この林道をだいたい1時間くらい歩きます。林道のところからちらほら花が咲いていて、単調な林道歩きも結構飽きないです。オオバミゾホオズキって言うのかな。林道までよく咲いてました。

林道からは今日登る白馬岳が見えます。いつもながら、歩いてるとあそこまで登るんかぁって気が遠くなりますが、人間はすごいですよね。数時間あれば登ってしまいますから。

途中は川の轟音を聞きながら歩きます。

何度か川を渡ります。いや~、写真だとすっかり夏山ですよねぇ。

林道後半から白馬尻小屋、大雪渓の入り口まではお花畑が続いてます。ちょうどいい時期ですね。キヌガサソウはあちらこちらで

シラネアオイが咲いてます。

サンカヨウも群生してました。

それにしてもほんと人が少ない!信じられません。一応土曜日なんですけどねぇ。この後大雪渓歩いて登ってるまで一人でした。

なので花の写真も山の写真も止まって気兼ねなく取り放題。やっぱり静かな山歩きはいいですねぇ。

なんなこんなで無事、白馬尻小屋へ到着。小屋はシーズンに向けてちょうど建ててる最中でした。通常はここで記念撮影なんでしょうけど、ソロなのでそのまま歩きます~。

小屋の横にはまだ雪渓が残ってます。さすがアルプス三大雪渓ですね。

春じゃないですけど、この時期のアルプスは新芽シーズンですね。

小屋から少し歩けば大雪渓の入り口に到着です。お、ここで先行者の方一人見えました。なんとスキー履いてます。(担いでるんじゃなくて履いてます)すげーな。このまま急斜面登るんだろうか?

ここで、アイゼン、ヘルメット装着です。この時期は軽アイゼンはダメだと思います。斜面が急なので前爪ないと厳しいです。

あとはひたすら雪渓を登るだけ。最初から結構な斜度です。振り返るとこんな感じ。

まだまだですね。

このシーズンなのでしっかりしたトレースがある訳ではなく思い思いのところを歩いてます。しかし斜面が急だ・・・。

振り返ると後続の方が1名。見えるかな?ちょっと小さく写ってます。

しかし斜度が・・・

でもきもちいい

それにしても久しぶりの12本アイゼンです。足が重い重い。ヒーヒーです。

先行のスキーの方とは距離が詰まりません。結構早いなぁ。

とうとう後続の方に抜かれてしまいました。この後、この方とほぼ一緒のペースで登頂するんですが、なんとノーアイゼンです。強者です。登りはともかく下りは?かなり慣れてる方のようでしたがよい子はまねできません。

徐々に高度を上げていくと、杓子岳、杓子尾根が近づいてきますが、結構落石が多いですし、それも結構な大きさの石がごろごろ~と転がっていきます。安全のためにも杓子尾根側から少し距離空けておいた方がいいですね。

それにしても斜度が・・・笑

岩室跡まで来てちょっと休憩。これまで歩いてきた雪渓を眺めます。

まだこのシーズンだと頂上宿舎の少し手前まで雪が残ってます。これでも例年よりかなり少ないって感じなのでほんと白馬すごいですね。

で、岩室跡からの斜面はさらにスリリングです。立つと手が斜面に付きますので梯子ですね。ここからストックだして登ります。バランス崩して後ろにふらつくと絶対だめです。

疲れた・・・。トレースもあんまりついてないので前爪しっかり刺しながら、一歩一歩慎重に

ようやく夏道に合流してひと段落です。無事でした~。笑。

スキー履いた方は短パンでした。すげーなー。あの斜面登っていくんですから。私はスキーはうまくないのでこんな落ちるような斜面絶対無理です。

あとはゆっくり頂上目指しましょう。

山頂付近には白馬岳頂上宿舎と白馬山荘っていう2つの大きな山荘がありあす。白馬山荘が見えてきました。あの大雪渓の斜面を登り切った後なので足取りが重いです。

振り返ると、白馬三山の杓子岳2812m、鑓ヵ岳2903mが見えます。

県境です。笑。富山県へ入ります。

もうちょい。

でようやく登頂。日本百名山の白馬岳、2932m。9時。360度の絶景です。コースタイムは約6時間のところ4時間で登ったので、悪くないんですが、周りの猛者達には歯が立ちませんでした。笑。まだまだです。でもこのペースで歩ければ、結構な山を日帰りできます。

八ヶ岳方面は雲の中。

白馬三山の二山の向こうにちいさく槍ヶ岳。右に剣岳、白山とほんときれいです。朝なのでまだガスも少なく最高の天気です。

景色に魅了されて、山頂写真撮るの忘れてました。ソロ4人。ペア1組で6人の山頂です。静か・・・。

山頂を十分満喫して下山開始です。まだ10時前ですけど、ガスが出てきました。

名残しい。最後の山頂の1枚。

ツクモグサ?八ヶ岳と白馬岳しか咲かないと言うらしいので、この前八ヶ岳で見て、今日は白馬岳で会えました。

地味に感激ですねぇ。

大雪渓はもうガスの中です。

天場は誰もいません。この後、数組のテント担いでる人とすれ違いました。いいですねぇ。テント。ずっとやってないですけど。

ウルップソウが咲いてました。本州では白馬連峰と八ヶ岳 北海道では礼文島にしかみられない貴重な花みたいです。青ってのはやっぱり山に映えますね~

いや、あの斜面を下るのかと思うとちょっとと思いきや、下りはもうマヒしててあんまり怖くないです。

いやぁほんと笑っちゃいます。

無事大雪渓もクリアして、アイゼンを外してあとは猿倉まで。

タンポポなんですが、白馬岳のはミヤマタンポポと言うらしいです。ミヤマタンポポの変種でシロウマタンポポという説もあります。綺麗ですよねぇ。林道脇に咲いてました。

無事駐車場に着いたのが12時過ぎ。7時間ちょっとの山行でした。日帰りにしてはアルプスの絶景を堪能できて、ちょっとスリリングな雪渓ありで楽しい一日でした。ちなみに前泊したホテルは、午後であれば翌日も入浴OKってとっても親切なサービスだったのでこの後ホテルで一人だけの露天風呂を満喫して帰宅します。

ソロ登山が多いので、そうすると行き帰りの運転が大変です。昔はかみさんと交代で運転だったのですが、かみさんは家事で忙しく、そんな中、のんきに一人で出かけてます。

なので近場の山ばかりになってましたが、いや~、もっとアルプス行きたい!いつも思い立って前日に行先決めますが、今度は電車の時間とかちゃんと調べていくかなぁ。できるかなぁ。



 - 5-北アルプス , ,