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「人間一生、物見遊山」そんな生き方をしてみたい。

 

復活か!?足試しに奥多摩の三頭山へ登山。途中から小雨となりましたが山を満喫です。

      2021/09/21

10月8日に奥多摩の三頭山に登ってきました。

復活!?でしょうか。いやいや、まだまだですね。

平地というか観光地程度であればストックなしでも歩けるようになってきてます。調子よければ一日で20,000歩くらい、距離にして10kmくらいは歩けてます。

でもですねぇ、人間って困ったもんです。

骨折した時は、生きてるだけよかったという感覚、手術後はいずれ治るしリハビリ頑張ろうって考えてましたが、9月末に松葉杖が取れて、日中はストックで補助しながら歩いてます。ストックなしで手ぶらでもいいのですが、ストック使うのはバランス崩した時のための保険って感じですね。

で、そこまでいくと、気持ちはもう怪我人ではなくて、健常者(笑)。

なんで歩くスピードが遅いんだろう、なんでまだふらつく時があるんだろうって感じになってしまいますし、もう山だって登れるでしょ!?なんて考えるようになってしまいます。

と言いつつ、タイトル通り山に登ってきたのですが。笑。

三頭山(みとうさん)は東京都、奥多摩にある1,531mの山です。

名前の通り西峰・中央峰・東峰の3つの山頂がある山で、なんと、日本三百名山花の百名山ってことです。ちなみに確か登ったことはないと思います。

都民の森を拠点にして、周回できるコースがあって、それほどというかまったく難しくない山です。

リハビリってこともあるので今はこのレベルの山が精いっぱいでしょうってことで、かみさんと一緒に登ります。

ちなみに都民の森は奥多摩周遊道路の途中にあります。以前はよくロードバイクで登ってました

ってことで私は自転車で何度も来てますが、かみさんは初めてってことでした。

都民の森には駐車場があるのですが、8時に開場になっているので、それに合わせて家は6時に出発しました。

予定通り到着すると空は少し怪しげな天気です。

大きな看板がありますね。いろんなコースがあるのですが、今回はブナ路コース(約5.4kmと書いてます)を歩きます。ブナの路コースが三頭山を登る最短ルートになってます。時間にして3時間から4時間程度とのこと。

ちなみにさすが奥多摩、ブナ路コース以外にもいくつもモデルコースがありますし、自分の体力に合わせて近隣の山の縦走と合わせてプランを組み立てることもできそうです。

三頭山

さてさて、どうでしょうか。相変わらずでっかい看板です。ここからスタート。

7月に骨折して、ヘリで救助されて、脛骨の手術をしたのが7月30日、それからざっと2ヶ月と1週間です。

2ヶ月ぶりの森林浴は曇り空でもとても新鮮です。

最初は舗装路を歩きますが、その先で登山道になります。ストックを使いながらゆっくり登ります。

不整地や石の段差を登ると、固まっている足首がほぐれて、痛いけど気持ちいいです。平地の歩きだと、そうはいかないのでいいリハビリになってるんじゃないかと思います。

道はすごくきれいに整備されてます。紅葉はまだ先ですね。まぁでも冷たい空気を吸いながら歩くだけで大満足。

やっぱり山歩きはいいわ。ほんと気持ちいい。

なんて言いつつ、リハビリの身にとっては結構つらい登りが続きます。

間違いなく全員に抜かれながら、一番遅いスピードでゆっくりと歩きます。ちょっとガスが濃くなってきたかな?

こんな時、今までソロで歩いてると、さっさと登ってしまって下山しよう!って気になりますが、今日はかみさんと一緒で楽しく話しながら歩きます。

見晴し小屋に着くころにはすっかりガスってしまいました。

東京都に残る貴重なブナの林です。

ゆっくりと登って、無事登頂です。3つの頂きがあるのでまずは東峰。東峰のすぐ先に中央峰があります。

少しだけ紅葉。

そして西峰にはりっぱな標識があります。東京都のこの標識あんま好きじゃないんですけどね。

ま、何はともあれ、無事に復帰後の1座をめでたく登りきることができました。

では、骨折しないように下山しましょう。笑。ガスが雨になってきたのであせらずゆっくりと下山します。下山も全員に抜かれながらマイペースで。

この先に三頭大滝があるのですが、徐々に川の水も増えてきている感じがします。

雨になってきましたが、ほんと楽しいんですよねぇ。山を歩けるってほんと幸せです。

そしてきれいな奥多摩の水の流れを見るだけで満足できます。

これは、シオジという木だそう。周囲5mの大木です。

ところどころ色ついている木もあります。

しかし雨の中の山歩きはかなり久しぶり。このブログでも100を超える山行記録がありますが、ほぼないと思います(ガスは多いですが)。

雨はそれはそれで危険なので気を付けないといけませんね。でも登ってくる人も多いですし、私もなんだか楽しく歩いているので、悪くないかなぁって感じます。

大滝休憩小屋を過ぎるとバークチップが敷かれたところにでてきます。

ここを右に折れれば三頭大滝(みとうおおたき)なんですが、最初間違えてというか、気づかずにそのまま下山してしまってました。笑。

折角なのでもどって滝を見ます。滝見橋。なんとこの橋、三頭大滝を見るために架けられたようです。

雨の中なのが残念ですが、かなりの迫力があって、これは見る価値ありですね~。これでも落差は35mだそう。

トチノキ。周囲6.7mの大木だそうです。なんだかパワーを感じます。

見上げるとこんな感じ。

いやいやなんとか下山しました。さすがに疲れました。でも大満足でしたし、リハビリの励みにもなると思います。

以前、白糸の滝のお土産屋さんのご主人が骨折した事話してましたが、リハビリで一番大切なのは体動かして遊びたい!って気持ちなんだよ。って言ってましたし。笑。

都民の森~見晴し小屋~三頭山~ムシカリ峠~三頭大滝~都民の森
時間 4:44(休憩含む活動時間) 
距離 8.28km 
獲得標高 672m

獲得標高が672mでした。リハビリの身としては十分です。コースタイムが短いですし、それほど標高高くないのであまり登ろうと思ったことがない山でしたが、いい山だと思います。

お土産はさしみこんにゃくです。

そして名物のカレーパン。外はカリカリです。

澤乃井

無事、復活登山を終えて向かったのは澤乃井。ご存知、日本酒の小澤酒造さんがやっているところです。

ここに豆腐料理屋さんがあるので遅めのランチを食べようという事になりました。

ただ、人気店なのでちょっと並ぶか?向かったのは、「豆らく」さん。

って行ってみると、ランチは14時までなのか?14時過ぎに着いた時には既に受付終了でした。

ガーン。ってことでもめげずに、その下の「ままごと屋」さんへ向かいました。

その下には、きれいな多摩川の流れがありますね。

ままごと屋さんは、この川の流れを見ながら食事することができるようになっているのでなかなか楽しみです。

新潟でみかけたムラサキツユクサ。

ままごと屋さんでは、予約が必要なコース料理(3800円)と、予約不要の季節の御膳(2800円)があります。私たちは予約していないので季節の御膳を頂くことに。

美味しくいただきました。特に栗ご飯が美味しかった!

予約なしで頂けるものなので、基本作り置きされているようで(要は弁当ですね)、ご飯とけんちん汁、スープ以外はどれも冷たかったのが少し残念でしたが、仕方ないですね。

折角なので食後は、少し散策します。先ほどの橋の上から多摩川上流、奥多摩湖側。

紅葉までもう少しって感じです!

そして流れていく先。そう言えば、少し前にラフティングしてました。寒くなかったのかな?

橋の上に行くと、寒山寺があります。

売店もあってもちろん、日本酒を買いました。こんなテラスがあって、うどんそばみたいな軽食食べれたりできるみたいです。混んでましたが多摩川沿いの席もありました。

日本酒はあまり飲みませんが、なかなか手に入らない生(過熱してない)ですし、折角なので飲み比べしてみることにしました。

酒蔵の見学もできるのですが、最終が15時らしくてこの日はもう終了してました。これはちょっと残念ですね。

家に帰って日本酒とさしみこんにゃくで乾杯です。

晴れの予報でしたが、山はガスのち雨で、下山しても曇りでしたがほんとたのしい休日でした。

早く足回復して、さらに遊びに行きたいです!ではでは。



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