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自然が大好き!登山、ロードバイク、旅行、車などの趣味の話

新潟、雨飾山。厳しい岩峰を望みながら雪渓を渡り、梯子を超えた先にある笹平、お花畑に感激。

      2018/05/03

家族での新潟キャンプ旅行で、8月9日から雨飾高原キャンプ場に来ていますが、いよいよ11日に本命の雨飾山へ登ります。雨飾山(1963m)は日本百名山で、15年前から登りたい山の1つでしたが、距離的にも遠くなかなか実現していませんでした。今回は当初、黒姫山を狙っていたのですが、いろいろスケジュールを組んでいる間に雨飾山へ登ることに。

いつもは、前日の夜か当日朝に山に着いて「ごあいさつ」って感じですが、9日から来ていますので、3日目にして、ようやく「登らせて頂きます」となりました。3日目ってのはやっぱりなんとも言えない緊張感で、いよいよという感情がこみあげてきます。標高は1963mと2000mに届きませんが、山は間違いなく標高じゃないですし、3日見ていると、本当に雄大で力強く、しかし大らかな山じゃないかと感じています。ちらっと見える布団菱はとても荒々しくあります。キャンプ場から見るまわりの景色はとても山深く、一見さんを寄せ付けない緊張感もあります。

2015-8-11(火曜)
雨飾山(1963m)
妙高戸隠連山国立公園
日本百名山
雨飾高原キャンプ場~荒菅沢~笹平~雨飾山(ピストン)

荒菅沢は8月のこの時期まで雪が残ります。みなさんアイゼンはしていなかったですが、不安な方は持参した方がよいと思います。

いよいよです。家族4人で登ります!前日から時間はチェックしていました。4時半に明るくなり始め、6時に日の出です。なので、予定は4時半起床、5時出発です。中学2年のお兄ちゃんと、小学6年の娘2人は、今日は新しい登山靴です。これは、結局とてもよかったです。かなり急な岩峰が続いている箇所もありましたし、雪渓もありましたので。

登山口は、キャンプ場下の駐車場横から入ります。

入口すぐに雨飾山登山道案内図があります。道々で、1/11, 2/11・・・と看板があります。でもなんで1/10・・・じゃなくて1/11・・・なのかよくわかりません。

最初ちょっと下ります。こんな感じの樹林帯へ入って行きます。20代はかなり強がっていたので、登ってやるぜ!って気負いばかりでしたが、最近は、かなり謙虚な気持ちです。「今日よろしくお願いします」という感じで山に入ります。

「ヨツバヒヨドリ」は大好きな花です。登り開始早々から咲いてました!

最初は木道が続きます。まだ5時ちょっとなので人もいないですし、とても涼しいです。

「オオカメノキ」

木道が終わると、結構きつい登りが続きます。最初の30分くらいはたぶんきついですね。子供2人にも活!です。

「モミジカラマツ」

「ミヤマカラマツ」

しばらく1時間ちょっとあるくと、布団菱がよく見えるようになります。今日は雲がとても厚いです。今はかなりガスってます。

「ツルニンジン」のつぼみがいっぱい付いていました!ツルニンジンは別名「爺ソブ」っていうらしく、爺さんのソバカスってことらしいです。ちょっと強引ですねぇ。笑

荒管沢に着きました。雪渓ですね。下を見ると、ガスでよく見えません。これを渡って、登山道は反対側につながっています。う~ん、やっぱり渡ります。がんばりましょう。まだ朝早いのと、かなり寒いので雪渓はカチカチに凍ってます。すべるとダメです。お兄ちゃんは、すげー喜んで?ました。笑

渡った側からみてます。上もガスってます。かなりひんやりとするというかかなり寒いです。沢の真ん中は雪渓が崩れています。と見てると、「ドーン」・・・・。??。2,3人の登山者の方と話をしていたのですが、「今、大きく崩れましたよね?」「ええ、そうですね・・・」帰りは慎重に行く必要がありますね(笑)

動画です。

ここからさらに登りがきつくなります。でもチラチラと布団菱、岩峰を見ながらなので展望はいいです。ガスも晴れたりガスったりを繰り返しています。

梯子手前の稜線で、御来光でした!。感激です。方向的に金山(2245m)の方だと思います。

「トリカブト」の色が濃いです。頂上下の笹平のところまで結構群生して咲いていました。

布団菱がどんどん目の前に現れてきます。手前は結構広いお花畑になっています。

「ヤマハハコ」が群生してます。白い球形の花がいい感じです。

稜線へ出てきました。道は少し狭いですね。

数回梯子があります。かなり急なので慎重に登りましょう!子供たちはビビるかと思いきや、全然平気でした。逆に大分の大吊橋で私が少しビビっていたので、「お父さん大丈夫?」と心配されています・・・。

「オヤマボクチ」でしょうか。造形美がいい感じです。

「タテヤマウツボグサ」サイズがちょっとでかい気がします。私はこの花が結構好きなんですが、笹平には結構群生していました。

笹平へ来ました。いや、頂上直下のこの草原はほんとなんとも言えない気持ちよさです。先に見えるのが目指す雨飾山の頂上になります。ここからは高山植物の宝庫ですね~。季節が終わった花もありますが、見ごたえがあります。

「ハクサンフウロ」もそこかしこに咲いてました。ほんとにいい花だと思います。やっぱり写真撮りました!

「エゾシオガマ」花が手裏剣のように咲いているのでとてもかわいい感じです。

最後の登りがあります。かなり急なのでちょっとビビりますが、実際登るとそんなにきつくはありません。それよりも左側の岩峰や、下の雪渓、お花畑に魅了されます。登山していて、登頂前の一番高揚する瞬間です。

「シモツケソウ」線香花火見たいに見えます。頂上直下の登りでいっぱい咲いていました。

無事登頂です!子供たちも元気です。今回は日光白根山の反省もあったので、水分はかなりまめに摂るようにしました。やっぱりそうすると疲れないですね。
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頂上からの景観は残念ながら雲の中でした。登ってきた笹平方面です。

雨飾山は「猫の耳」っていう双耳峰で、南峰が頂上になっています。北峰はこんな感じで石仏が並んでいます。

アルプスは雲の中です。景観はいまいち雲の中でしたが、個人的にはこの景色も嫌いじゃないです。まさに自分の足で雲の上までたどり着いた!って思いますし、この瞬間日本に同じ人がどれだけいるだろうって考えたりもします。平日の朝8時にこんなところに立ってるなんてほんと感激です。頂上はそんなに広くありません。この同じタイミングで頂上にいた10人弱の人達とは、なんとなく意思疎通できるような感覚があります。みなさんほんとに山が好きって感じです。

頂上を満喫して、下山始めます。アザミがきれいに咲いています。

山頂から下る途中に、真っ白な「ヤマホタルブクロ」が咲いてました。。

笹平途中に、行きに通った雪渓の上に出ます。花がすごいです。

しかし、雪渓までの景観もすごいです。

「ミヤマコゴメグサ」

登りにちょっとビビった梯子を下ります。でも不思議なことに下りはこんな感じですが、ほとんど恐怖感がありません。ほぼ垂直に降りて行きます。

「サンカヨウ」白がほんとずっとみてても飽きないくらいきれいです。「サンカヨウ」は雨などにぬれるとガラス細工のように透明になるらしいです。後から調べて分かりました。なんて神秘的な花なんでしょうか。

「ツルニンジン」が咲いてました。行きはつぼみを撮りましたが花が咲いているところは気づきませんでした。(見つけたのはかみさんです)

「ジャコウソウ」

無事下山しました。さすがに日本百名山になるだけあって、いい山です。100,200と山を登って行くとそれぞれの良さがありますが、この雨飾山は家族で登ったということもあり、とても印象深く、感動する山になりました。過去、平ヶ岳や、雌阿寒岳、北岳、八ヶ岳などいろんな山に感動してきましたが、その中でも特に感動深い山となった気がします。

しかし、家族4人でこんないい名山に登れるってほんと幸せですね。

(おまけ)

雨飾高原キャンプ場からの途中の道は、こんな感じで崩落個所がありますので気を付けてください。この下は断崖絶壁です。これを見てるとほんと、自然の脅威というか、人間の小さささを感じずには居られません。アスファルトの厚さって50cmもない位ですかね・・・。小谷温泉付近は2014年11月に震度6強の地震があり大きな被害を受けて、現在は復興修理中です。ここの崩落個所以外もいくつかありますが、雨飾高原キャンプ場までは問題なく通れると思います。

帰りは小谷温泉で、山田旅館さんの温泉に入りました。本館と別館がありますが、向かったのは、露天がある別館です。内湯はヒノキで、露天は道路に面していて、絶景(+道路)を見ながらお湯に入れます。チョーお勧めです。ちなみに調べると、山田旅館さんは江戸時代末期に創業したらしく登録有形文化財に指定されているようです。作りは確かに古いのですが、中はとってもきれい清潔感がありました。



 - 08月, 3-上信越・尾瀬・日光・北関東, 登山 -地域別- , , ,